節約しようと思ってそうしてるわけではないのだが洋服を買うことがない。まず洋服屋に出向いて選ぶ作業が殊の外面倒くさい。肌着や下着ならLLやLを選んで妥当な色や柄にしておけばいい。最悪のセンスを発揮しても見えないところなのでダメージは少ない。買い替えのタイミングも穴が空いたとかゴムが伸び過ぎたとか人それぞれのタイミングがある。洋服の購入は試着という関門が登場する上に収納スペースがすでに上限に達しているのでハードルが大きく上がるのだ。去年着ていた服が今年になって服の機能を失っていることはまず考えられない。そういう私の姿を哀れんでいるのかどうかは分からないが、数年前から妻が服をプレゼントしてくるのだ。クリスマスや誕生日やらで何度かもらった。それをやられると複雑な気持ちになる。まあ古い服よりも着心地もいいし有り難く着ているのだが。せっかく似合うと思うのを選んでくれただけでも嬉しい行為じゃないか。でもこれ以上服を勝手に増やされたくはない。そこで事前にこれを欲しいと言っておくことを思いついた。これとは肌着や下着や靴下などの消耗品だ。昨年からそれでうまくいっている。余計な出費も抑えられて気軽にプレゼントとして貰うことができるのも利点だ。それらの消耗品が買い替えのタイミングを迎えていないことも想定しないといけない。何なら歯ブラシでもデンタルフロスでもいい。

 結論はプレゼントに困ったら消耗品。