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ブログテーマ
介護で重い負担を背負っている方へ
介護は頑張ってはいけません
介護責任をあまりにも感じすぎて
人生まで棒に振っている方のなんと多いことか!
そして家族を介護施設に預けることを
揶揄する無責任な人達もまだまだ多い
そんな認知症のお年寄りの日常を知っていただくために
ブログを掲載しています
家族介護の現場において
要介護者に対する憎しみをいつも
または時々感じている人は3人に1人以上
虐待経験もよくある、または時々あると回答した人は
2割近くにのぼるなど介護者の負担は多大なものになっている
(2001年連合総合生活開発研究所調査)
行動パターンが読めないからギャップが生じるそれが認知症
以前は体の不自由な人が
介護認定の要介護の認定を
受けやすかったのですが
昨今では認知症の有無や程度での
要介護認定がされやすくなって来ました
体が不自由で頭がはっきりしている人達よりも
体は動くけれども行動パターンが
読めない認知症の人の方が介護は難しいのです
それはなぜ?
認知症は常識を逸脱する
私達には、常識と言う行動パターンがありますよね
しかし認知症の方は、その常識自体にズレがあるのです
介護の現場でも、寝たきりの介護者より
認知症の初期から中期のかたの方が
明らかに介護が難しいんです
言い方は悪いかもしれませんが
寝たきりの方は、こちらの行動パターンに
そって介護ができるのです
たとえば、尿量の多い人は
3時間おきのおむつ替えを2時間にするとか
2時間おきに体の位置を変えて
褥瘡にならないようにしてあげるとか
その方が一番快適だろうと思えるパターンを決めて
それを実行する…
だろう…と言うのは、その人が意思表示できないから…
ケア・カンファレンスにもとずいて
最適であろうと思われるケアを実行する
そう言ったことなんです
かたや、認知症の初期、中期の方がたは
パターンが読みずらい…
おまけに、体が動く…
危険な事を危険と思わずに
自分の感情がおもむくまま行動してしまう
わかりにくいんです
この後、この方がどんな行動をするのか…
私達は生まれ育った
親兄弟等の、身近な影響力のある人達から入った情報
そんな情報が脳内に刷り込まれているんです
ですから、それを教えてくれた人の
常識外れの行動に何故?どうして?と疑問が湧くのです
私達はそれに対して、自分の言い分を
必死に理解させようとします
当たり前ですよね、それが人間の心理と言うものですから
しかし、認知症の方は自分の主張は
つじつまが合おうが合うまいが繰り返しますが
こちらの主張を100%理解しようとはしません
それが常人との明らかな差なんです
介護はプロに任せろ!と主張するのは、そこにあります
介護はプロに任せろ!
あなたがまじめな人間であればあるほど
この感情の差を埋める努力をするでしょう
しかし埋めることは不可能なのです
逆に、あなたが不真面目な人だとしたら
この行動に対して、憎しみを抱くかもしれません
いずれにせよ、相当な心の負担になるのです
ただし、認知症の初期の初期
物忘れか認知症かわからない症状の場合は
ぎりぎりまで寄り添ってあげて下さい
私は認知症だから切り離しなさいと
言っているのではありません
自宅介護はあなたの気の済むまでやりなさい
でもね、限界が来た時に無理なく私達に預けていただけたら
老人ホームは姥捨て山では無いんですよ!
老人ホームはあなたたちと親御さんを
適切な距離に保つ、二世帯住宅みたいなものなんです
発行者情報
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