昨日の記事の最後と、多少時間が前後するのですが



私が独立して半年ほど経った頃から





「何で俺が、建てたくもなかった家のローンを払わなきゃいけないんだ!」


「何で俺が、お前を住まわす為に金を払わなきゃいけないんだ!」


「こんな住宅ローンがあるせいで、働いても働いても金が残らない!」


「俺は、こんな建てたくもなかった家の為になんて働きたくない!」


「俺は自由に好きな所に行きたいのに、この家とローンがあるから叶わない!」




などの言葉を口に出す事が以前にも増して多くなった旦那


一旦火がつくと止まらなくなるようで

夜、遅くに家に帰って来てから

2時間も3時間も、言葉を替えながら私に言い続けるのです



途中、私が何かを言おうものなら

更に加熱して、私の以前言った言葉や行動についてまで

「お前が・・・!」「お前が・・・!」と責められるので


私は、黙って嵐が通り過ぎるのをひたすら耐えるしかありませんでした





私は独立したばかりだったし、なるべく多くの業績を上げようと思って

1日12時間、仕事していましたから

夜は、なるべく早く寝たかったのに、これが始まると


旦那が帰ってくる前に、先に寝ていたとしても起こされるくらいだったので

まだ私が起きていたら、旦那の気が治まるまで何も出来ないのです

酷い時には、私がトイレに立ったらトイレのドアの前まで付いて来て

怒っていました





1回目の別居を解消してから、少し落ち着いてきていて安心してたけど

やっぱり何も変わってはいなかったようです



きっと、私が独立すれば

自分が住宅ローンを払わなくてもイイ位、売上が出るだろうと様子を見ていたのに

半年経って

ローンを払えるどころか、赤字が続いている状態に耐えられなかったのでしょう



そんな簡単に儲けが出るほど甘い世界じゃない事くらい

親の仕事を見て育ってきたのだから、私よりもよっぽど知っている筈なのに







旦那の言いたい事も、全く理解出来ない訳じゃない



誰だって、好きな所に行って好きな事をしたいと願って生きている

「お前は、そんな事思ってないから平気なんだろ!」「俺は違うんだ!」

と、言われるけれど

【自分の好きなように自由に生きたい】と思わない人は居ないだろう


それが出来ないからと言って、苦悩しているのは旦那1人じゃない

多くの人がそうなのに



それでも皆、家族の為・自分の為に一生懸命働いて

月数万円程度のお小遣いで生活している




それと比べると、旦那は

苦労しないで受け継いだ仕事があり

生活費と言っても水道・光熱費の負担と月10万円程度の住宅ローンを払えば

残りは丸々自分のお小遣いとして使えるし

浮気もし放題にして、年に1,2回は浮気相手と海外旅行までしている



もし、住宅ローンがなかったとしても

家と店舗を賃貸で借りれば、もっと負担額も多くなるだろうに・・・




それなのに

家を建てないで、立退き料と土地を売ったお金で、好きな所へ行けるチャンスを

私の案に従った為にフイにしてしまった



という思いが旦那は強いようだった



今更、その事を持ち出されても

どうしようも出来ないのに


現状を受け入れて、気を新たにして進んで行くしかないと思うのに


その強い後悔に思いを囚われて、前に進めないでいる旦那・・・






そんな状態の時に

子供が増えた為に、少し広い家に引っ越したいという知人が現れました


私も家に帰っても、ご飯を食べて寝るだけだったし

旦那と顔を合わすと、一方的に怒られるだけの生活に疲れていたこともあり

たまたま、親の所有するアパートの上階の1室が空いていたので

喜んで賛成しました



そういう訳で

旦那は店舗の裏に控え室と称して、人一人なら充分住めるスペースを作っていたので

そこで住む事となり

2,3階の住居部分は知人に貸す事となりました




思ってもいない形での2回目の別居生活を始める事になりました