表面上は普通に接しているが

お互い無関心な家庭内別居状態



旦那の機嫌が悪い時には

一方的な「お前が~!」「お前が~!」の言葉が降り注ぐ日々



フト冷静に考えた時に


どうして結婚生活を続けているのだろうか?

子供もいないし、仕事もしてるから金銭的に困窮する事もないのに

それに帰る家もあるのに



そして、私は実家に戻る事を決意した


別居したら、何か新しい事に挑戦したいと思って

友達に勧められてノートパソコンを購入した

そしてパソコン教室にも通う事にした


建前上、パソコン教室に通うのに

電車で行く方が便利だからと言って

電車の便が良い実家に戻る事にした


でも、旦那は別居の本当の意味を分かっていた

分かっていたけど、特に反対もしなかった



離れてみて、このまま離婚かな~?とお互い思いながらの別居だった








それなのに


割と頻繁に旦那から電話が掛かってくる


(私から電話する事は、それまでも殆ど無かった・・・

だって、旦那が外出している時は

大概が女と一緒だったから、電話しても留守電に繋がるだけ


本当に急用な時は留守電に伝言&メールして

しばらくして折り返し電話が来る

という状態だった)



そんな旦那から掛かってくる電話の内容は

どうでもいい様な他愛もない世間話


結婚前から、日頃の連絡などはマメだったけれど

別居しているのに・・・


分からない


私には旦那が何を考えているのか理解出来ない


そして旦那の方も、私がどんな思いで別居を決意したのか

分かっていないのか?

いや、分かっていた筈



それなのに、電話してくる旦那は、いつも機嫌が良かった

そして電話の最後には決まって

「今度、いつこっちに来るの?」だった


いつ帰ってくるの?とか戻って来い!ではなく

来るの?・・・



って、いったい旦那は何をどう思っているのか

サッパリ理解出来なかったけど


電話してくる旦那は、優しいし

私も、実家に持って帰らなかった服とかがあったので


時々、旦那の家に戻り、掃除や洗濯をするという感じの

なんとも奇妙な別居生活になっていました


離婚を前提とした別居だった筈なのに


気付けば旦那のペースにハマって

建前上、口にしただけの

パソコン教室に通うのに便利だからという理由で

別居したんじゃないかと、自分でも思ってしまうくらいでした



今、思えば

やはりこの別居が離婚する最大のチャンスだったのに

この時に離婚していたなら

今よりもずいぶん傷も浅かったのに


私は自分で、そのチャンスを見逃してしまったのです