中途半端にではあるが、海外に行くと言う目的を果たし
半年で日本に戻って来た訳ですが
2人とも仕事を辞めて渡航したので
フリーター生活に逆戻りです
私には、クレジット払いにした支払いと
結婚前に買った自動車のローンがありましたが
それでも旦那から今までと同様に生活費は一切貰わずに
なんとか生活を続けられました
その後、旦那は
義父のしていた商売を引継ぐ事となり
これで更に生活も安定するのでは?と思っていました
そんな時に
前々から話しはあった
市による区画整理の為、今の家と義父の店舗を立ち退き
移転しなくてはならない事態が本格的になりました
この時に、もっと真剣に2人で向き合って
将来の事とかお金の事とかを話し合っていれば・・・
と、今になっては痛切に感じますが
その時の私は
旦那も義父の跡を継ぐと決めた様だし
移転する土地はあるのだし、立退き費用として1500万円が
市から支給されるのだから
それを頭金にして、旦那の商売用の店舗を1階にして
3階建ての家を作れば、これから先、子供が出来たとしても
充分な広さの家が建つし、駐車場も取れるから
そうするのが1番じゃないか!
無駄に家賃を払って賃貸に住むよりも
家のローンを払う方が良いに決まってるじゃないか!
と、思っていたので旦那にその旨を伝えました
しかし旦那は
土地を売ったお金と、立退き費用の1500万円を持って
どこか別の所(海外?)で自由に暮らしたい
と、思ってるようでした
確かにそれが実現できれば夢のような話だと思います
でも
そんな曖昧な目的に、誰が賛同出来ると言うのでしょうか?
立退きは目前に迫っているというのに・・・
その後、旦那も妥協案?として
坪単価の安い物で
店舗と住宅は別棟で建てる
と言うのを提案してきましたが
そんなに広くない土地に、2棟も建てたら駐車場が取れないと思い
これも、私は、まともに取り合わずに却下してしまいました
私は、自分の提案する3階建てを建てた時の
青写真というか
実際、こんな感じになるんじゃないか?と
素人ながらに設計図みたいなのを書いて
これなら、駐車場として何台の車が置けるスペースが取れる・・・とか
そういう事までしていたのに
旦那は希望を言うだけで
実際、売ってどこかに行くにしても
どこに行ってどうするのか?と言う具体的な事は何も提案しなかったし
2棟建てるとしたら、それは各々、敷地面積に対してどのくらいの大きさで
駐車スペースがどのくらい取れるのか?なんて事は
一切、形にする事がありませんでしたので
反対した理由としては、あまりにもイメージする事が出来なかった
と言う感じです
そして、ちょうどその頃、友達に霊能者と呼ばれる人を
紹介されていた事もあって
どうすれば良いのかを2人の霊能者に聞きに行きました
接点の無い2人の霊能者に聞いたのに(別の日に)
2人ともがそれぞれ口を揃えて
「私の案で進めれば良い」と言われたので
旦那も渋々、私の案に従う事となったのです
これも今思えば、私の大間違いだったと思います
霊能者に聞く前に
もっともっと旦那の話を聞いて
その旦那の夢がどうすれば実現可能なのか?という事を
もっと具体的になるように模索すべきだったと思います
自分の案の時に実際に方眼紙に設計図もどきを書いたように
旦那の案も書いてみて、駐車スペースや建物の広さなどから
考慮するのに値する案なのかどうかを考えてみれば良かったのに
面倒だった事もあり、それをしませんでした
今、これを書きながら冷静に当時の私の心境を見つめ直すと
要するに、私は自分の案のプレゼンをしている気分だったのです
話し合って2人で意見の一致を図る!と言うのではなく
お互いそれぞれ案があるのだから
それをお互いがプレゼンして、良い方を選択するのが筋だと思っていたのです
だから、口から勝手に希望だけ出して
具体的にプレゼンしない旦那の案は考慮するに値しない
と、勝手に思っていた気がします
今頃になって、こんな事に気付くなんて・・・
って感じですがね