義父を連れて

2つの施設を見学した。


義父はどちらも気に入らなかったし、

そもそも

施設に行く気がなかった。


このままでいい、

〇〇先生の所で看取ってもらえるからいい、

と。


そうこうしているうちに、

夫の単身赴任が決まった。

石川県は福岡から遠い。


しかし、

夫は発つ前に良い仕事をした。👍


インターネットでたまたま見つけた、

新しい特養の募集要項、

結果的にここで義父は最期を迎えた。


特養の情報は、

他の民間施設と違って、

施設の写真や紹介もなく、

めちゃくちゃシンプルで地味。


宣伝しなくても人気が高く、

すぐ埋まるのだろう。


その施設はまだ建設中で、

なんと、

義父の居るクリニックの

目と鼻の先ではないか!


そういえば、近くに建築中の一角があり、

何も表示がなく、

一体何ができるのかなあ、と思っていた。


特養(特別養護老人施設)は、

なかなか入れない。


このタイミングで

新設に応募できたのはラッキーだった。

しかし、

返事がくるまでに2ヶ月も待たされ、

もうダメかと思っていたある日、

ついに電話がきた。


2つ質問された。

お父様は食事が自分で摂れますか?

市民税は払ってますか?


どちらもYESと答えると、即入居が決まった❗️

あとは義父を何とか説得しなければ。


続く