こんばんは。
我々ご奉仕 ヘルパー派遣センターの、お問い合わせフォームにはいろいろなメッセージやお問い合わせが届きます。
「こんな相談、変じゃないですか?」
「引かれませんか?」
「こういうのって私だけですか?」
こういう前置きを頂くことも結構あります。
多くの人が一番こわいのは、
“断られること”より、“変な人扱いされること”なんだと思います。
・障がいがあるのに、性のことを考えるなんて
・この身体で、こんなことを頼んでいいのかな
・介護の人や家族に知られたらどう思われるだろう
そう考えると、「誰にも言えない」「一生このままで我慢しよう」
と心のどこかでフタをしてしまう方が、とても多いです。
経営者の立場から、本音を言います。
これまでたくさんの相談がありましたが、
「おかしい相談」なんて、ひとつもありませんでした。
共通点は、ただひとつ。
「人として、男性としてありたい」
それだけです。
・男として見てほしい
・“患者さん”とか“利用者さん”じゃない時間
どれも、ごく自然な気持ちだと思っています。
本当は、身近な人に言えたら一番いいのかもしれません。
でも現実には、むずかしいですよね。
家族には言えない。
介護職や看護師さんにも、立場的に言いにくい。
友だちには、どこから話していいかわからない。
だからこそ、「第三者で、仕事として向き合う人間」が必要です。
もうひとつ、よく聞かれる本音があります。
「本当に安全なんですか?」
ここも、とても大事なポイントです。
私たちは、
・事前のやりとりで、できるだけ詳細に内容を確認すること
・無理なことは「できません」とはっきりお伝えすること
これを、大事にしています。
「お金を払ったから、全部言うことをきいてもらえる」
そんな世界にはしたくないし、そんなケアも、違うと思うからです。
そして、これも正直に書きます。
ご奉仕ヘルパー派遣センターに関わってくれているヘルパーさんたちは、
“何でもOKな人”ではありません。
・できること
・できないこと
・得意なこと
・難しいこと
それぞれ違います。
だから、
「こんなこと考えててすみません」じゃなくて、
「私はこういうことをお願いしたいです。」
と書いてもらえると、とてもありがたいです。
そこから一緒に、
「どこまでなら安全にお手伝いできるか」
「他の方法のほうが合っていないか」
を考えていくのが、私たちの役割です。
利用者さん寄りの超本音で言えば…。
性のことを誰かに相談するって、
それだけでめちゃくちゃ勇気がいりますよね。
私自身も、もし自分が同じ立場だったらと思うと、
フォームを開いて閉じて…を何十回も繰り返すかなと思ったりします。
だから、
「まだ送信ボタンを押せない人」の気持ちも、
ちゃんと想像しながら、この仕事をしています。
このブログをここまで読んでくださった方へ。
「こんなこと考えてる自分でもいいのかな?」という気持ちごと、
そのまま持ってきてください。
ご奉仕 ヘルパー派遣センターが、そんな気持ちを受け入れられる場所だと本気で思っています。
ご奉仕 ヘルパー派遣センター