詳しくはこちらで確認してください。
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http://radioactivity.mext.go.jp/ja/list/283/list-1.html
でも、一月のあの時 ほどじゃないです。
もし、出生率が低くなっているとすれば“フクシマの脅威”にさらされている私たちにとっても無関係ではない。国際電話で何人かのチェルノブイリ被曝者に当たってみた。
「精神的なものもあるかもしれませんが、子供はできませんでした。放射線の被害じゃないかと何度もかけあいましたが、甲状腺がんではないので、『まずその
可能性はないだろう』と。でもこっそりとドイツの知人医師に確認したら『まだ研究データが出ていないだけで、放射線被曝者の女性が不妊となりうる可能性は
高い』ということでした」(ベラルーシの主婦・45歳)
ソ連崩壊後、チェルノブイリはウクライナ共和国となり、賠償責任を問われることになったロシアの“政府御用達”学者たちは、偽データを流し続けたといわれている。極東事情に詳しい、ジャーナリストの田中健之氏が語る。
「当時のソ連にとって原発被害に対しての医療は、人類で初めての経験だったので難航したという事情もあったでしょう。ウクライナは人種的に、ウクライナ系
とロシア系に分かれており、政治がいま一つ安定していなかったこともあります。ただし、被曝者は住居も医療も無料で提供されていると聞きます。ベラルーシ
でも多くの放射性物質が飛散しましたが、同じく医療には今も手探りの感があるようです」
事故から時が経ち、良識ある医師たちや関連団体の努力によって、今まで関係性が認められなかったさまざまな身体の異常に対しても、ようやく着目されるようになってきたという。
そんな中、衝撃的なリポートの存在が明らかにされつつある。
「実態ははるかに深刻だ。旧ソ連初代大統領ゴルバチョフ氏の科学顧問を務めたロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士を中心とする研究グループが、
2009年にまとめた報告書『チェルノブイリ-大惨事が人々と環境に及ぼした影響』(原題Chernobyl :Consequences of the
Catastrophe for People and the
Environment)は、英語だけでなくロシア語、またウクライナ、ベラルーシ現地の膨大な記録や文献から、犠牲者数を少なくとも98万5000人と
見積もっている」
これは、福島の原発事故を受け、より正確な被害報告を日本国内にもいち早く知らしめるために立ち上げられた『チェルノブイリ被害実態レポート翻訳プロジェクト』(http://chernobyl25.blogspot.com/)という研究サイトの発信文だ。
その内容は、日本政府のゆるい見識を戒めるのに十分な言葉で埋め尽くされている。
http://wjn.jp/article/detail/3886513/
衝撃の報告書、『第5節(6)尿生殖路の疾患と生殖障害』からの引用。
【前文より一部抜粋】
放射線被曝は、腎臓、膀胱、尿路ばかりでなく、卵巣と精巣にも直接の損傷を与える。しかし、卵巣と精巣は、直接的な放射線の影響だけでなく、内分泌攪乱を通じて間接的な影響も受ける。構造的ならびに機能的なこれらの障害によって生殖過程が損なわれる。
チェルノブイリの放射線による尿生殖路の機能の異変についてはいくつか研究例があるものの、深刻な異変のすべてを説明するに足る情報はいまだ存在しない。
たとえば、放射線核種が体内に取り込まれた結果、女性の体内の男性ホルモンのレベルが上昇するのは予想外のことであり、また、各種の放射線核種が性成熟の
速度に対して相矛盾する影響を与えることも予想されていなかった。
【データより一部抜粋】
《汚染地域に住む妊婦のうち、合計54.1%に子癇前症、貧血、胎盤損傷がみられた》
《キエフ州の重度に汚染された地域では特に流産が頻発した》
《汚染地域における原発性不妊症の数は、1991年には1986年の5.5倍に増加した。不妊症の明白な理由には、6.6倍に増加した精子異常、硬化嚢胞性卵巣の倍増、内分泌障害が3倍に増加したことなどが挙げられる》
《若い男性(25歳から30歳)のインポテンツと地域の放射能汚染の程度には相関関係が認められる》
《避難者の子どもで、大惨事後に診察を受けた女児および少女1017人(8歳から18歳)のうち、11%に性発達の遅れ(第二次性徴の発達不全、子宮発育不全、初潮の遅れ)がみられ、14%に月経機能障害があった》
《大
惨事後8年間にわたって汚染地域で行われた1万6000人の妊婦を対象とした調査の結果、次のことが明らかになった。すなわち、腎疾患の罹病率が12%か
ら51%に増加し、羊水過少症が48%の増加。新生児呼吸器疾患が2.8倍に増加し、早産はほぼ2倍に増加。また妊娠30週から32週という通常より早い
時期に胎盤劣化がみられた》
前文の抜粋にあるように、放射線被害の実態把握の難しさは想像を超える。そして、何十年先までも見据えた対応が絶対に必要になる。「一日でも早く戻りたい」と願っている福島の人々に対し、政府は真摯に対応することができるのだろうか。
あの時、一刻も早く避難対象を拡大すべきだったのに、「パニックになるのを避けた」と後になって認めたこの国の政府に…。