群馬でがれき処理、灰は100ベクレル/キロを大幅に越える。 | さるうさぎのブログ

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原発・放射能はもとより、環境に悪いものから子供たちを守るには・・・?!

ガレキ処理後、100ベクレル/キロに濃縮されたらどうするのか、という新潟県知事泉田さんの訴えの答えが少しわかりかけたような。。。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120415/CK2012041502000117.html

3日間とも国基準下回る 吾妻東部衛生組合 試験焼却データ

2012年4月15日

東日本大震災で発生したがれきなどの受け入れを検討中の吾妻東部衛生施設組合(中之条町、東吾妻町、高山村)は、中之条町の吾妻東部衛生センターで十~十二日に実施した岩手県宮古市のがれきを含んだ試験焼却の三日間の測定結果をまとめ、公表した。

 結果が出たのは、十一日夕、十二日夕、十三日夕に採取した灰の放射性セシウム濃度。一号炉が一キログラム当たり四〇六~五四二ベクレル、二号炉が 同四三八~六四八ベクレル、ばいじん(飛灰)が同二三九八~三一五〇ベクレルで、いずれも国の埋め立て基準値同八〇〇〇ベクレルを下回った。 (山岸隆)


ここであの、311以降突然発生した新基準値、8000ベクレルを持ち出すわけですね。

事故以前の放射能廃棄物の基準値は100ベクレル/キロでした。それと照らし合わせると、大幅に基準値を上回ってますよ。


これ書いた記者の方、それを知らずに書いたのか、それとも安心報道に徹しようとして書いたのか。


いったい、どこまでいったら「注意しましょう」とか、「心配」とか、報道されるレベルになるんでしょう。平和ボケの時代が長すぎて、「パニック」になることを恐れすぎ、こわいことは報道しないことにしてるんでしょうか。


根拠もない安心報道をしつづけることは、結局のところ国民を馬鹿にしています。報道は事実を国民に伝え、考えてもらうためにあるんです。