オーストリアのチェルノブイリ事故による放射能汚染⑤ | さるうさぎのブログ

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原発・放射能はもとより、環境に悪いものから子供たちを守るには・・・?!

チェルノブイリ事故後低濃度に汚染されたオーストリアの状況・対策を知ることが、今の日本の参考になるかと思い書いています。

http://www.wienerzeitung.at/themen_channel/wzwissen/mensch/24886_Belastung-von-Lebensmitteln-in-Oesterreich-nach-Tschernobyl.html

ウィーン新聞 2011年4月19日

チェルノブイリ後のオーストリアにおける食品の放射能汚染

1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故後、オーストリアにも放射能物質が運ばれました。元内閣の放射能防護担当によると、当時測定された食品の放射能汚染は以下のとおりだった。
   

魚:

 Eier gehörten zu besonders belasteten Lebensmittel.

卵は食品の中で特に汚染された 

まずはじめはプランクトンを摂取する魚で、最高で一キロあたり3700ベクレルのセシウムが検出。アッター湖やベータ-湖のサルモ属の魚(マス、イワナ)やカワマスが特に汚染された。後に放射能は肉食魚に移行した。

卵: 放し飼いのニワトリに高濃度のヨウ素131が検出。この放射性物質は黄身に濃縮され、5月の初めには黄身の最高汚染量約4810ベクレル/キロを記録した。

 

 


野菜: ほうれん草の放射能最高値は1986年5月2日から21日に計測され、ヨウ素131が2万5千900ベクレル以上、セシウム137が平均で3700ベクレル弱だった。レタスは1986年5月2日にヨウ素131が7400ベクレル/kg以上が最高値で、中間値は5月初旬で4736ベクレル/kg。セシウム137は1キロあたり平均1850ベクレルだった。

 

穀物: 穀物は比較的被害が少なかった。冬の収穫でセシウム137は平均で118ベクレル、ライ麦は95ベクレルだった。


牛乳: 放牧動物ではヨウ素131が牛乳よりも羊・山羊の乳に多く計測された。1986年5月25日あたりのニーダ-エステライヒ州ヴァイトラ地区では、5月中旬に放牧された山羊や羊で一リットル当たり1450ベクレル。1987年9月でもサンクト・ヨハン・ベルグルの乳(全ての)は一キロ当たり12ベクレル、ストロンチウム90は0.4ベクレルだった。


乳製品: 羊や山羊のチーズは事故後最初の数週間異常に高く汚染された。ヨウ素131は1万8千500から3万7千ベクレル/キロだった。


肉: 1987年9月、極度に汚染された地域コベルンアウサーの森(オーバーエステライヒ州)やニーダ-エステライヒ州のヴァルトフィアテル地区の黒猪のセシウムはは1キロあたり2千200ベクレルから2万2千200ベクレルだった。


水: ラックス山やシュネーベルグ山の山地の水は5月初めに(全体で)一リットル当たり9990ベクレル。ドナウ川は雨によりセシウム137 3.7ベクレル/リットルが検出された。

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