オーストリアでのチェルノブイリ事故による放射能汚染① | さるうさぎのブログ

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原発・放射能はもとより、環境に悪いものから子供たちを守るには・・・?!

チェルノブイリ事故で、EU圏内の実に3分の1が汚染されました。
オーストリアの場合、1996年から1998年の間、国土の83パーセントが4千から10万ベクレル/㎡の放射能で汚染されていました。
ちなみに日本の首都圏ではところにより3万7千ベクレル、18万5千ベクレル、55万5千ベクレル/㎡レベルのようです。

http://ameblo.jp/helpchildren/entry-10988011319.html

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http://sciencev1.orf.at/science/news/144280



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この図をみるとオーストリアの細かい放射線量がわかります。
残念ながらモーツアルトで有名なザルツブルグ付近は他の地域に比べより多く汚染されてしまいました。

1984年4月26日のチェルノブイリ事故から3日たった4月30日、放射能雲はオーストリア上空に到達し、雨が降りました。その結果、オーストリアはウクライナ、ベラルーシ、スウェーデンに次いでヨーロッパで汚染された地域となりました。そのことがわかったのはずっと後になってからでした。
当時の厚生大臣、クロイツァーは大きな決断をしなければなりませんでした。5月1日のメーデーの社民党大会・行進を開催するかどうかです。5月1日は快晴、前夜に降った雨の水溜りがあるなか、メーデーは開催されました。
実際には、5月1日時点でのウィーンでの放射線量は非常に低く、もっとも高かったのはオーバーエステライヒ、ザルツカンマーグート、アルプス、南ケルンテンなどでした。その地域に出かけるのは危険でした。厚生大臣はム殺菌の牛乳、生野菜、地鶏卵、きのこの摂取に警告を出し、牛を放牧させることを禁じました。汚染された牛乳を廃棄し、全ての食品を検査し、公園の砂場の砂全てを取り替えました。


後にクロイツァーはこう語っています。「(国民に対し)おいしいものと思うものはなんでも食べてください、基準値を超えないように配慮しますから、と言いつづけました。全オーストリアの牛乳を調査し、乳製品産業と綿密なやりとりをしました。チェルノブイリからえたもの、それはとんでもないものです。」


出典

http://derstandard.at/1297820245508/Tschernobyl--Oesterreich-Maiaufmarsch-ja-Freilandeier-nein