汚染水 システムがこのまま動かなければ7月5日にあふれだす計算 | さるうさぎのブログ

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原発・放射能はもとより、環境に悪いものから子供たちを守るには・・・?!

あれから放射能入り汚染水はどうなっていたのかと気になっていてはいましたが、じっくり調べる時間が今日までありませんでした。
どうやら、汚染水浄化システムが不具合続きで作業は進行しておらず、このままでいくと、7月5日ごろ汚染水はあふれだすらしいです。

汚染水の量はといえば、現在約11万トン。原子炉に入れる冷却水が損傷部などから漏れて増え続けて、年末までに20万トンに達する見込みだそうで。
で、処理システムが本格稼働すれば1日に1200トンを浄化でき、年内に汚染水はすべてなくなるはずが、実際にこれまで処理できたのはたったの2489トン。
6月6日から今までで2489トン??ぜんぜん作業、進んでいないですね。年内作業終了はまず無理ですな。

しかも、
「3号機のトレンチ(坑道)の汚染水は地下水位まで14.5センチに達した。」
これって、あふれるまであと14.5センチ? 手元の定規で14.5センチってみると、わたしの手のひらの大きさぐらい? 非情に心もとない気がする・・・・
さらに、
「100ミリの雨が降ると2、3号機のトレンチの水位は52~68ミリ上昇」
福島の平均降水量は6月で1118ミリ、7月で144ミリだから、1センチあがるのに1ヶ月以上かかるさるうさぎ計算。
それに前述のもれた冷却水による増水が加わるわけですね。

汚染水があふれると、海や地下水に流れます。海はさらに汚れ、また地下水は地表に流出して河川 などの地表水を形成、生活用水・農業用水・工業用水などに使用されるから、私たちの身の回りにも迫ってきますね。

ああこわい。


以下転載

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E0E6E2E39C8DE0E6E2E4E0E2E3E39F9FEAE2E2E2

福島原発、一進一退の汚染水処理 梅雨の増水も懸念

時間との闘い 月内本稼働は予断許さず


 

 東京電力福島第1原子力発電所の事故収束に不可欠となる高濃度汚染水の処理が一進一退を続けている。6月初めの試験開始から約3週間。不 具合の多発で依然として連続運転できず、浄化した汚染水を原子炉の冷却水に再利用する計画は進まない。東電は6月末までにフル稼働を目指すが汚染水はあふ れ出す寸前。梅雨の雨による増水も懸念され時間との闘いとなる。


 
 
 
福島第1原発の汚染水処理

システムの主なトラブル

6月6日 米仏の装置の動きを確認

10日 米装置で水漏れが発生

14~15日 米仏の装置に低濃度汚染水を流

し試験運転を開始

16日 米装置で水漏れが発生

17日夜 米仏の装置をつなぎ高濃度汚染

水の処理を開始、1時間半後に

停止

18日未明 米装置の不具合で停止

21日午前 試験運転中に仏装置のポンプが

自動停止

22日 米装置がうまく機能せず試験運転

を停止、23日再開

月末メド 循環注水冷却を開始(予定)

7月5日

ごろ
まったく稼働しないと地下水や海

に流れ出すおそれ
 
 

 

汚染水処理システムの柱は米キュリオンのセシウム除去装置、仏アレバの除染装置の2つ。油や塩分を取り除く装置をつないで使う。6月5日に建設を終え、翌日から真水を入れて実際に動くか試験を始めた。

 

 しかし10日にはキュリオンの装置の弁など十数カ所で水漏れが見つかり中断。修理後に低濃度汚染水で試験を再開したが16日にも水漏れが起 きた。翌日ようやく高濃度汚染水を通したがキュリオンの装置周辺の放射線量が異常に高く、運転を停止。その後もアレバの装置のポンプなどでトラブルが続 き、本格運転は既に10日ほど遅れている。

 

 処理した水はタンクにためているが、最終的には原子炉に送り込んで冷却水として再利用する「循環注水冷却」を計画。これができて初めて安定的な「冷温停止」へ向け前進する。


キュリオンのジョン・レイモント最高経営責任者(CEO)は報道資料で「米スリーマイル島原発事故では汚染水浄化の準備に18カ月かかった」と説明。今回は設計完了から5週間で完成させる強行軍となった。
 
 
米キュリオンのセシウム除去装置で水漏れが起きた=東京電力提供
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米キュリオンのセシウム除去装置で水漏れが起きた=東京電力提供

 

 これほど急いだのは、汚染水があふれ出す差し迫った危険があるためだ。汚染水の合計は既に約11万トン。原子炉に入れる冷却水が損傷部などから漏れて増え続けており、年末までに20万トンに達する見込みだ。

 

 処理システムが本格稼働すれば1日に1200トンを浄化でき、年内に汚染水はすべてなくなる計算。しかし、これまで実際に処理できたのは2489トンどまり。3号機のトレンチ(坑道)の汚染水は地下水位まで14.5センチに達した。

 

 東電は空き場所を探しては汚染水を移送しているが、システムが動かないと7月5日ごろにあふれ出す計算。地下水に入り込む可能性もあるため、地下30メートルまでコンクリート壁を埋め込み一帯を取り囲む「遮水壁」の建設計画もある。

 

 梅雨の大雨も心配だ。100ミリの雨が降ると2、3号機のトレンチの水位は52~68ミリ上昇するという。政府・東電統合対策室事務局長の 細野豪志首相補佐官は「遮水壁設置の緊急性は極めて高い」というが設計は遅れている。東電は「およそ1000億円」と見込む建設費の負担に及び腰だ。政府 も支援には消極的で着工のメドはたっていない。


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