タイのマグロ解体ショーは是か非か | さるうさぎのブログ

さるうさぎのブログ

原発・放射能はもとより、環境に悪いものから子供たちを守るには・・・?!

以前紹介したタイのマグロ解体ショーについて下記のようなご意見をいただきました。

「このマグロは熊本県で養殖されたものなので放射能は関係ないのでは?
日本経済を活性化させることが悪いこととはおもえませんが。」

まずはコメントありがとうございます。
ディベートは好きなほうなので、賛成・反対を問わずご意見をいただくのはうれしいです。
それでまた改めて考え直す事ができるので、自分のためにもなります。

というわけで、考えてみました。

・熊本・西日本・はては東南アジア近海のマグロは放射能に汚染されないのか

確かに、5月末に行われたマグロの解体ショーで食べたマグロが原因で被ばくし、それで病気になる人は出ないと思います。さるうさぎは素人なので、その辺は勝手な想像かもしれませんが、福島から発した超大量の放射能が熊本県近海・または東南アジア近海に行き渡り、食物連鎖を通して放射能がマグロに蓄積され、それが食卓に上がるには、例え起こりうるとしてもまだ早すぎる気がします。
でも「これから先も」汚染はないかどうか、それについては、今ひとつひとつ明らかにされていく放射能汚染の実態をみるにつけ、楽観はできません。土壌が汚れ、野菜にセシウムが蓄積して、出荷が停止した野菜もあったのに、海が汚れ、魚は無事、というのは信じられません。しかも今回の事故で放射能は地上よりも海に放出されたのでしたよね。
しかも蓄積は食物連鎖の上にいくほど大きくなります。マグロは下のほうではありませんね。
また地上では、福島の放射能が雨風であちこちにとばされています。海の中ではどうなのでしょう。福島近海だけにとどまっているとは思えません。
ですから、将来においてマグロは放射能と関係ない、とは言い切れないのではと思います。

ここは全くのしろうと判断なので、違っているところがあれば是非コメントくださいね。
すし大好きなさるうさぎとしては、マグロや他の魚も安全なほうが本当は都合がいいのですから。

・魚の放射能測定法への疑問
将来の魚類の汚染については、放射能測定値がはっきりさせるべきことです。
ここで気になるのが測定法。空間放射線も地上1mのところではなく、5m、18m!とかで測っていますよね。魚はどうかと調べてみれば・・・・
http://diamond.jp/articles/-/12325?page=3

こんな記事がありました。
(以下転載)

GPの海洋調査“完全拒否”の国はいまのところ世界中で日本だけ


「過去にグリーンピースの海洋調査を断ったのは、私の把握している限り、インドネシア一ヵ国だけです。ただ、その際、インドネシアのメディアがグ リーンピースの調査を断った政府に対して批判的な報道を開始し、調査をさせろという世論が沸き起こり、一ヵ月後にはインドネシア政府も撤回して、最終的に は調査ができました。だから、完全に拒否となると世界で日本が初めてということになるかもしれません」

 

 先週、日本政府はグリーンピースの海洋調査を断っている。すでにグリーンピースの調査船は日本を離れた。政府はまたしても情報公開のチャンスを逃したのだ。

 

 その代わりに日本政府は、魚の「頭」と「内臓」と「骨」を除くという世界でも類を見ない奇妙な調査方法の結果を示して、安全性をアピールしている。

 

 過去、インドネシアで起きた世論のうねりを日本で期待することはあまりに馬鹿げている。なにしろ本来ならば、情報公開を求める側のメディア自身が隠蔽に加担し、グリーンピースの調査活動を無視してきたからである。

 

 また、日本政府によるその種の国際社会のルール無視は、WHO、IAEAでも当てはまる傾向だ。

(以上転載)


やっぱり。

怒るより、「やっぱりね」という感想がくるほど、もう日本政府の隠ぺい工作には飽きがきました。

「調査させない」のはやっぱり後ろぐらいところがあるから、「安全じゃない」から、じゃない?と思えません?

一番放射能が蓄積しやすい頭・内臓・骨を除いて、何とか基準値以下にもっていって売ろうとしているのでしょうけど、逆にいえばそれは、とれたての魚は「基準値を越えている」と逆に不信感が高まりませんか?


マグロの解体ショーだけでなく、静岡のお茶、福島の牛乳・野菜など、ショーやパフォーマンスをみると、逆に「危ない」からだと国民は見ないでしょうか? さるうさぎは、ああいうの見ていると、タイや静岡の何も知らない若い女の子が「アルバイト」として食べているようにみえてならないんです。

本当に安全で、良心的に国民のことを考えているのなら、むしろ「うちの野菜は何とかベクレルで、基準値よりも○○くらい下です」と自己申告してくれたほうが、信憑性があります。関東・東北が汚染されたのはもう周知の事実で、それを「安全」と叫ぶほうが、かえって不安感を増します。だってうそ臭いから。

まさに風評被害なるものもそこから来るのです。情報は開示せず、妥当とは言えない方法で測定し、パフォーマンスが行われ、「生産者が気の毒だから」と人情で訴える。そうした現状を冷静に考えれば、安全そうには全く見えません。

「消費者」が気の毒だとは誰も言わない。ましてや子供は給食という名のものとに強制に食べさせられる。消費者をなぜ誰も尊重しないのですか。


人間、何か食べなきゃいけない、そして食べるからにはどれを食べるか選ばなければならない。

そして選ぶ権利はあると思うんです。つまり選ぶために、その食べ物がなんなのか、知る権利もある。

公害やら農薬やら、ずいぶんと地球を汚してきたわたしたちに「完全に無傷で毒のない」野菜はないのです。でも「有機」「無農薬」「○○産」などの表示で、選びたい人は選べるようになっている、いえ、なっていたんです。

今は放射能だけは表示がないので選べません。だから「どこ」産かだけを気にして選ぶしかないんです。

放射能も本当に気にしない人はいるでしょう。でも気にしている人の意思を無視していいはずがありません。


・日本経済を活性化させるのが悪い事ではない

以上の理由で、こうしたパフォーマンスが最終的には「日本経済を活性化させる」とは思えないんです。

例え日本国民を丸め込めたとしても、世界はそんなに馬鹿じゃありません。


またさるうさぎの基本スタンスでは、経済と健康とどちらかを選ばなければならないとしたら、「健康」と言います。

経済が破綻したら国は貧乏になり仕事はなくなり一家心中が増える・・・とかいう理屈はわかります。

じゃあ国は豊かだけど、病弱な子供が多くなり、病院はどこも満員、奇形児は倍増し、出産率は激減し、みんななんとなく体の調子がおかしい・・・そんな国が本当にいいですか?


真の経済活性化は健康の上に成り立つと思います。


そして、チェルノブイリをみればわかりますが、放射能は気をつけないとマジに「あぶない」んです。

気をつけすぎてストレスをためてはいけませんが、今の日本は気をつけなさすぎです。またストレスの原因である「不安」を取り除くには、「解決」「対応」策が一番の薬です。