まさかこれも「想定外」などと言う人はいないでしょうね。
台風が過ぎ去ったあと放射能分布はいったいどうなるのか。
すごい実験ですね。
http://www.sanspo.com/shakai/news/110529/sha1105290505006-n1.htm
福島第1原発、台風対策間に合わず
強い台風2号が29日から30日にかけて、東日本大震災の被災地に大雨をもたらす恐れが高まり、気象庁は28日、警戒を呼びかけた。東京電力は同日、福島 第1原発で台風接近に向けた準備を進めた。だが、放射能汚染されたがれきなどが残され、水素爆発などで壊れた原始炉建屋はむき出し状態。対策が間に合わな いまま、台風&大雨に“直撃”されることになる
東京電力福島第1原発は、放射性物質の広がりを防ぐ作業が進められており、水素爆発などで壊れた原子炉建屋はむき出しのまま。ここに、台風と本州の南に停滞した梅雨前線が襲いかかる。
台風2号は28日午後10時現在、中心気圧950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径130キロ以内が暴風域となっている。
東京電力は28日、台風接近に向けた準備を進めた。強風に備えて、原子炉建屋の上から燃料プールに注水しているコンクリートポンプ車のアームを折り畳み、 高台に移動。倉庫などの入り口に土嚢(どのう)を積む。監視カメラの三脚を補強したり、資機材が飛ばないように処置する方針。
だが、屋根 部分が吹き飛んだ原子炉建屋ではカバーをかける作業は6月中旬に開始を予定しており、進んでいない。東電関係者は「最大限やっているが、建屋のカバーまで は出来上がっていない。風や雨に対する具体的な対策はなく、申し訳ない」とコメント。細野豪志首相補佐官(39)も27日の会見で「万全とは言えない。さ らに放射性物質が飛ばないように、台風を明確に意識した対策は最大限やっている」と釈明した。
一方、建屋内に雨が降り込むが、東電は雨水は建屋の地下にたまり、問題ないとしている。
東電は約1カ月前から、放射性物質で汚染されたほこりを固め、風で飛ばされたり、雨で海に流出するのを防ぐ飛散防止剤を1~4号機の原子炉建屋周辺の敷地で散布していたが、28日は雨天のため計画していた2号機への散布を中止した。
関東地方では平年より12日も早く梅雨入り。5月の台風上陸は東電が発表した工程表(ロードマップ)にもなく、今後、改めて見直しを求められる可能性もある。
(紙面から)