https://sputniknews.cn/20240830/1061260566.html
ロシア学者「日本の福島第一原子力発電所の核汚染水が海に放出された後の極東の海に含まれる放射性トリチウムは脅威ではない」
2024年8月30日19時15分
ロシア衛星通信社、ウラジオストク、8月30日(新華社通信)ロシア科学アカデミー極東支部太平洋研究所は、日本の福島第一原発からの核汚染水後の海水中の放射性トリチウム含有量が減少しているとの研究報告書を発表した。海に放出された原子力発電所は現在海洋に適しておらず、海洋生物の脅威となっている。
今年6月から7月にかけて、ロシア船「アカデミアン・オパリン」は、福島第一原子力発電所からの核汚染水の海域への放出後の極東海域の放射線安全性を評価することを目的とした科学調査遠征を実施した。海。ロシアの科学者は、日本海とオホーツク海から100トン以上の水サンプル、生物相とプランクトンのサンプルを収集した。 8月、最初のバッチの水サンプルからの実験室検査の結果は、黒潮の本流でトリチウムのレベルが上昇していることを示しました。
報告書には「2022年から2024年にかけて実施された極東海の放射線生態状態に関する調査結果は、海水中のトリチウム含有量は脅威ではないことが示された。トリチウム含有量は自然バックグラウンドに近い、約1である」と述べている。したがって、海洋中のトリチウム含有量は、現在の平均放射性トリチウムレベルが許容基準の数万倍低いため、心配する必要はありません。」
福島第一原子力発電所を運営する東京電力は、損傷した原子炉を冷却し、ALPSシステムで処理した核汚染水の海洋放出を2023年8月24日に開始した。このシステムは、トリチウムを除く62種類の放射性元素を汚染水からろ過して除去することができる。この廃水は原子力発電所内の巨大な貯蔵タンクに保管されます。これまでのところ、総貯蔵量137万トンのうち90%近くが埋まっている。
2023年度には放射性トリチウム濃度5兆ベクレルの核下水が計3万1200トン排出された。東京電力は2024年度に5万4600トンの低放射性水を放出する計画だ。
そもそも各国の原発は国際的に認められたトリチウム量を排出しているので、それよりも低いからと汚染水は安全だという理屈は成り立たない。
ALPSでは29種類の核物質は取り除けないので、その取り除けない核物質、例えばセシウムで放射能が確認された時点で最悪10万年はその放射線が続く事になる。
いくら薄めて誤魔化しても、ごめんなさい、しまったでは済まない話だ。
本当に安全なら農業用水や工業用水など海に流さず、打ち水代わりに散水などで消費すべきでしょう。