高校のあの言葉 | 過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群(IBS)

約5年前から急にガスが出始めるようになり毎日緊張の日々を過ごしています。世間ではまだあまり知られていないようですが、ネットでIBSという言葉を知りました。過敏性腸症候群…私にすごく当てはまります。

高校生の私は、学校に登校したら必ずそれが習慣のようにトイレへ行っていました。

私のクラスは三年間同じクラスでして席替えはもちろんあるのですが、4月になると必ず番号順の席に固定させられます。

番号順に座ると私は前から二番目の席で、後ろにはYさんが座っていたのですが・・・やはり私はこの症状で彼女に迷惑をかけていました。

言う勇気もなくただただ心の中で「ごめんなさい」と謝るばかりの毎日でした。

それでも私はかなり環境に恵まれていて、クラスの皆とても優しくていじめなどは一切ありませんでした。


ただ少し陰口などはありましたがそれほど大きなものではなかったので気にしていませんでした。


でも凄く傷ついたのは・・・・


卒業が近づいてきた時のある日の出来事です。

もうそろそろ卒業ということで、今は席替えした席になっているけれど、一度番号順に座ってみるのはどうかという提案が出てきました。

するとすぐさまYさん(番号順では私の後ろの席)が、


「絶対やだ!!!ほんとやだ!」


と、大声で言ったのを覚えています。

凄く悲しかったけれど、でもこれは私のせいでYさんに毎日嫌な思いをさせてしまって本当に申し訳ないと思いました・・・。

卒業の時までには真実を話そうと思っていましたが勇気がなくてそれも言えませんでした。




今はコールセンターのバイトをしています。多分想像できると思いますが座りっぱなしの電話対応のお仕事です。

以前よりは症状が治まっているのでこの仕事をしてもあまり苦に思いませんが、時々症状が出ることがあります。


早く完全完治したい。


ただそれだけです。