九州某所の多頭レスキューでバタバタするなか、福岡の保健所に収容され、誰のお迎えもなく収容期限が切れた子がいます。


仮名は楽娜(ラナ)。推定年齢4歳。

預かりさんのお家にきてもうすぐ1ヶ月になりますが、おトイレは完全外派でありながら外も散歩も怖くて好きじゃなく、家ではただただひたすら誰かを待っているような…  玄関の方を見てじーっとしている、そんな子です悲しい


ビビりっ子だけど、かといって嫌なことに対してものすごく抵抗するわけではなく。甘んじて受け入れるような、心を閉ざしているような、そんな感じ。


預かりさんちにきて間もなく、ヒートか?血尿か?出血が見られたので健診とあわせ診てもらいにいきました。

そうしたら。お腹に切ったあとがある…

避妊手術をしたのかな?と思ったら子宮はあり、どうやら帝王切開をしたことがあるらしい。オッパイも出産経験があるような状態とのこと。


ねぇ、楽娜。

これまでいったいどんな暮らしをしてきたの?

何を思って

誰を待ってるの?



こうして、保健所に収容され、帰れなかった子を保護するたびに思います。当会の終生預かりっ子だったつむぎの預かりブログでも書きましたが「誰が悪か考える」。

犬を飼ったら終生飼育は当たり前。

でも人生なにが起こるかわからない。どうしてもどうしても飼育の継続が難しくなったとき、つむぎの元飼い主さんのように行政に相談するのは、悪ではありません。悪ではないでしょう?

行政に相談しなくても、なんとか自分でと、個人で里親募集することも悪いことではないはずです。(レスキュー団体としては、若い子だったり避妊去勢されていなかったりする子の募集は、どうか良い方に譲渡されますようにとハラハラしているところはありますが)


愛犬を迷子にしてしまったら…

どうしますか? 必死に探しませんか?

探した方が分からないのかも?

いえいえ、それならば調べて、どんなことをしてでも探しますよね。

なんなら警察と保健所(または動物愛護センター)は、真っ先に連絡するところです。


愛犬を迷子にしてしまい何週間も何ヶ月も、ときには何年も… 毎日必死に探している方がおられる一方、楽娜のようになぜかこうして、せっかく事故なくケガなく保護されたのに、誰からの問い合わせもお迎えもない子がいる。










捨ててませんか?





こうして本当の「悪」は

ひょっとしたら「愛犬家」みたいな顔すらして

私たちの近くで

のうのうと暮らしているのかもしれません。



ゆかりちゃんちから預かりさんちに到着した日

そうでしょう?

そうとしか思えない。


怖い怖いお外ですが
預かりさんと少しずつ練習!

おトイレ外派なら頑張らないとね~


外から帰ったら、あんよキレイキレイ

チーン真顔


みなさんにかわいい楽娜をみていただこうと
預かりさんがどうにかこうにか写真を頑張ってくれているのでそうは見えないかもしれませんが
じつはまだまだ心開いてくれない状態です🥲︎

ゆかりちゃんちでは、犬とともに過ごすことに全く抵抗ない様子だったので、楽娜の気持ちがわかるのは、しっぽがある子たちなのかもしれないね!


3月末~4月に再度病院へ病院 

避妊手術時期を相談・計画する予定です。


福岡で静かにがんばる楽娜の応援よろしくお願い致しますお願い


・・・




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