この日は早朝クスコを出発し、マチュピチュへ。
(オリャンタイタンポ駅からペルーレイルに乗り込む) 10:00 アグアス・カリエンテス駅(マチュピチュ村駅)に到着。マチュピチュ村にはしょぼいが温泉が湧き出ているのでスペイン語で「熱いお湯」を意味するAguas Calientesが正式な村名になったそうな。(便宜的にマチュピチュ村って呼ぶ人も多い。)ちなみに去年その温泉にトライした同僚の感想は「全然熱くなくてむしろヌルいです。しかも何日も風呂入ってないような現地人が来るような場所なので不潔です。」との事。勿論、今回俺も行きませんでした。
(こんな朝食)
(隣はプエルトリコ人のおばさん)
(前はチョイ悪ブラジル人夫婦)
(こんな風景を眺めつつ)
(ついに到着)
(インカレイルという会社も運行しているみたい)
(アグアスカリエンテス駅)
10:15 マチュピチュ村のメイン広場の傍にある文化省(Ministerio de Cultura)へ行って、本日のマチュピチュ入場券を購入。128ソル(だいたい50ドル)って南米の物価水準考えると高くない?欧米のバックパッカーが「ファッキンマチュピチュ」というのも頷けます。入場人数制限の厳しいワイナピチュ(400人/日)は事前予約が必要だけど、マチュピチュが売り切れることはマズ無いので、当日ここで買ううので十分です。事前に業者に頼むと25%くらい手数料取られるし、そもそも入場料高いので結構損します。
(初日用マチュピチュ入場券)
(二日目用マチュピチュ+マチュピチュ山入場券)
10:30 マチュピチュ村とマチュピチュ入口を結ぶバスに乗り込む。往復で18ドル。片道20分くらいのバスにしてはエライ高い。そもそもドル建てで売ってる時点で観光客からぼったくろうという意識が丸見え。ちなみにバス代払うの嫌って人は歩けますが、登りは恐ろしい勾配の登りなので死にます。下りだけなら歩きも可能。 10:50 マチュピチュ入口到着。入口横にあるサンクチュアリロッジのレストランで両親と12:00に待ち合わせしているのだが、ここまでスイスイ来たし時間に余裕ある。って事でまずはマチュピチュ(中心部)を一周する事に。入口入ってすぐスタンプコーナーがあるので、今回もマチュピチュスタンプをパスポートにゲットしました。(去年押したスタンプはマチュピチュ100周年記念スタンプ。今回は通常スタンプに戻ってました。)この日は天気も良く、沢山観光客来てた。久々見たマチュピチュ中心部の感想は、「あー去年もこんなかんじやったなぁ。。。」と特段感動ありませんでした。
12:00 一旦マチュピチュを出て、サンクチュアリロッジで両親を待つ。けっこう待ったが、12:45頃ようやく両親到着。ランチを共にする。ここで昨日のクスコ-マチュピチュ間のバスでオカンが高山病で気を失って倒れた事を知らされる。ガイドの迅速な処置により大事にならずに済んで、しかもこの日はもう元気(マチュピチュはクスコより標高低いので)になったという事で一安心。とりあえず御礼を言う為にペルー人ガイドのスズキさん(日系人)に御礼を言う。突然客の息子と名乗る男がスペイン語で御礼を言ってくるので、スズキさんはかなり戸惑っていたが、事情を話すとやっと理解してくれた。そして何故かかなり仲良しになった。過分スズキさんの日本語の方が、俺のスペイン語より上手だが、一応話すときは終始スペイン語でした(笑)。
(サンクチュアリロッジ食堂)
14:00 午後はインカ門(Inti Punku)へトレッキング。古代、インカの道を通ってマチュピチュを訪れた人がまず到達するマチュピチュへの門。ランチ時にビールを飲んでしまった(意図的?)オヤジは暑さと登り坂に耐えられず、途中でリタイヤ。やむなくオカンと二人で登る。道は終始なだらかだが、距離は結構遠い。1時間くらい歩いてようやく門に到着。門と言ってもただの石垣。
(早々に脱落しへたりこむ親父)
(この道を行きます)
(到着。遠くにマチュピチュが)
(こんな石垣)
15:00 頂上でのんびりした後、下って帰る。下りの方が足への負担が大きいようで、まさに膝が笑っている状態。 16:00 マチュピチュ遺跡中心まで戻ってきた。ここで添乗員のオバサンから「インカ門という往復45分程度のトレッキングがあります。ただ、帰りのバスは17時までなので、それまでに遺跡の入口まで帰ってこないとダメです」との情報ゲット。迷わずそっちに駆け出す俺。オカンはそのまま帰っていきました。 16:04 インカ橋トレッキングコースの入口に到着。死んでも文句言いません、という書類にサインする場所(自己責任です)。ただ、入口のオッサンが「入場は16時までなのでもうダメ」と頑なに俺を止める。これに対して俺は、「俺めっちゃ元気やから入場遅くてもすぐ戻ってこれる!」とその場で高速モモ上げを披露。するとオッサンは、アミーゴへの超例外だぜ、といって入場を許可してくれた。そこから俺はダッシュ。山道、当然舗装もされてないし、木の根っこでデコボコ、だけどダッシュ。すると見えてきたインカ橋。断崖絶壁の斜面に幅50センチくらいの道があるのだが、途中道が途絶えており、そこに丸太が3本かけられている。落ちたら即死。なんとも心もとない丸太たち。当然今は入場禁止になっており、手前で見ることしかできない。インカの人たちは命がけで歩いて行ったみたい。
(インカ橋コース入口)
(ビビりながら進む中国人女子)
(下をのぞくとこんな感じ)
(これがインカ橋。伝わりにくいけど落ちたら即死)
16:30 インカ橋からダッシュでゲートに戻ってきた。あまりの速さに添乗員のオバサンは驚愕(笑)。 夜はボロっちいホテル(一応?)に宿泊。くさいわー。晩飯はオトンとオカンが泊まっているエルマピという、マチュピチュ村では最高級クラスのホテルで食べました。オトンはクスケーニャ、俺はハイネケン。
(泊まったホテル。前には野良犬多数睡眠中)
(ペルーとは思えないクオリティ)
(マチュピチュ村メインストリート、別名マチュピチュ銀座(日本人だけ))