チリ3日目(イースター島上陸) | 『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

チリ3日目(イースター島上陸)

この日は9:30発のフライトでいよいよイースター島へ。

朝予定通り6:30に起床して、準備しようとしてると、何か変。よくよく見てみると実際はもう7:30だ。携帯のアラームかけてたけど、携帯の時間がサマータイムになってなくて、一時間遅れてたヤバイ!

空港には2時間前に着けというけど、もう起きた時点で2時間前だー。ダッシュで準備してタクシーに乗り、運ちゃんに「Rapido! Rapido!(急げ急げ)」とわめいて、空港に1時間前に到着。この日は日曜だったから道空いてたけど、平日ならアウトやったな。。。ラン航空のカウンターは激混みだったけど、ワンワールドのダイヤモンド会員である事を生かして、別カウンターでチェックイン。搭乗ゲートまでダッシュして、なんとか間に合った。。。。

搭乗ゲートでキョロキョロしてみるが、日本人は見当たらずどうやら俺一人だ。フライトでは横にポーランド人学生ねーちゃんが座っていて、欧州でもイースター島は人気スポットらしい。俺は「風が強く吹いている(箱根駅伝の映画)」を見て、5時間のフライト過ごしました。

13時くらいに、遂にイースター島に到着。ホンマ海の真ん中にポツーンとある。


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(着いた瞬間、雨)


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(空港には一応ちゃんとチリ国旗が)


予約していたホテルの迎えと一緒にまずはホテルへ。ホテルにはなんと日本人の受付がいて、日本語で対応してくれた。ホントに愛しいぜ日本語。。。ホテルは綺麗。けどバスタブにセミの死骸が落ちていたのはご愛嬌。

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(高級ってわけではないけど綺麗なホテルだった)


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(どこから来た?セミ)


で、イースター島は割とデカいので俺はまずレンタカーを借りようと思ったのだが、ココで俺はこの旅行最大のミスに気付いた。

「国際免許証忘れた・・・・」

当たり前だけど、レンタカーを借りるには、免許証の提示が必要。ホテルの人に聞いても、免許証ナシでは絶対借りれませんとの事。ヤバイ、ヤバイ。このままではモアイに対面する事すら出来ない。。。でもここで諦める訳にはいかないので、俺はボリビアの社員証と一緒にいつも持ち合わせている、鉱山内で運転してもいいという免許証(会社発行のものなので、会社の外では何の効き目も無い。もちろんボリビア当局とは何の関係も無い)を持って、交渉する事に。

レンタカー屋に行き、車を借りたいというと、まず免許の提示を求められる。俺がシラっと会社内免許を提示すると、「これじゃアカンよ、全然ココで運転して良い事証明できひんやん」とレンタカー屋のオバちゃん。でも俺は粘って、「俺の会社のルールで、この社内免許が発行されるためには、国際免許を持ってないとダメなんだよ。つまり俺がこの社内免許を持ってるって事は、国際免許を持っている事が明らかだ!だから問題ないよ。心配なら今会社からここに国際免許ファックスで送ってやるよ(実際には無理だけど笑)」と半ギレでまくし立てた。すると、オバちゃんはいい加減なのか、それともコイツめんどくさいと思ったのか分からないが、じゃあ良いよとの回答。良し、これで無事にイースター島巡りのスタートラインに立てた!

オバちゃんから地図を貰って、まずは良く分からんから、島全体を一周回って見ることに。途中寄ったカフェで、サンチャゴで出会った語学研修生&その会社の南米他都市駐在員(合計4名)と遭遇。そのうち一人はなんと俺と同時期にリマの語学学校にいた知り合いだった。イッツアスモールワールド(Estamos en el mundo pequeño)!こんなに南米でかいのに~!その後、俺は一人でドライブ開始。短パン、サンダル、青い海、白い波、緑の山、うーん最高。俺は海沿いの道をぶっ飛ばした。島には野生の馬と牛が多数いて、公道を所構わず歩いているので、奴らを車で跳ねないように注意しつつドライブ。途中まではアスファルトだけど、街と離れた裏側は道のコンディション最悪で、凸凹ハンパ無い。やむなく俺は時速10キロで走行。地震と津波でダイブやられたらしい。


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(第一モアイ発見)


3時間くらいかけて島を回って宿に戻った俺。するとサンチャゴで会った商社語学研修生からメールで、今夜ご飯食べましょうとの誘い。オッケーと待ち合わせたレストランに行って見ると、更に知らない日本人男女が二人いる。すると、「この二人バックパッカーで、一緒にレンタカー借りる人探してるらしいんです。ちょうど宮崎さん一人だし、一緒にどうですか?」との誘い。バックパッカーの仲間を探す力凄いなーって思いつつ、俺は「勿論イイよ」と回答。この二人はカップルで世界中回るパターンかーと思って聞いて見ると、「いや元々全然知り合いじゃないけどさっき空港で見つけて声かけました」と男。バックパッカーって逞しい!!

沢山の日本人と酒を飲むのは久々だったので、ビールとワインをカパカパあけて、全員かなり酔っ払った状態で、この日は終了。