2日目の朝8時、リマからブエノスアイレス着。国際線が着くのは、エセイサ空港という国際空港。ここからパタゴニアへ行くにはアエロパルケという国内線空港まで移動しなければなりません。まずはエセイサ空港のATMでアルゼンチンペソを3万円分程度引き出して、出発。アルゼンチンではHSBCのATMを良く見かけます。ボリビアには皆無。俺は今もクレジットカードのキャッシングを利用。ボリビアの銀行にドル口座持ってるんですけど。。。
以前、アルゼンチンの流しのタクシーの運転手と口論になった(俺をボろうとしてきた)ので、今回はレミースという所謂リムジンに乗って移動。45分くらいでアエロパルケに到着。30ドル程度ですね。
(アエロパルケ=国内線空港。ラン航空とアルゼンチン航空がメイン。)
(空港前のラプラタ川。向こう岸見えないくらいデカイ)
アエロパルケでは4時間くらいボーっとフライトまち。けど、ペルーやボリビアの空港よりも飲食店多いし、ネットも無料で繋がるし、快適。やっぱりアンデスの国(ペルー・ボリビア)と、スペイン・イタリア移民の国(アルゼンチン)では、人も町の雰囲気も全然違う。ブエノスアイレスはまるでヨーロッパ。南米のパリといわれるのも頷けます。ここでは何故か東京で飲み会中のこーちゃんからメールが多数。いい暇つぶしになりました。
(フードコートとかあるの凄い!)
ようやく、フライトの時間になり、ブエノスアイレスからパタゴニア旅行の基点となる町エル・カラファテへ飛び立ちます。フライトは2時間くらい?カラファテは氷河のある街なので、激寒を予想していたが、案外暑い。むしろTシャツの奴らがウロウロしている。空港の周りは何もないが、遠くに湖も見えて、綺麗な街。タクシーで25ドル程度払い、夕方に予約していた宿ミヤザト・インに到着。
(ミヤザト・イン)
(エルカラファテのセントロまでの道)
ここは沖縄にルーツを持つ日系人夫婦(夫はアルゼンチン・妻はペルー出身)が営んでいる宿。カラファテのセントロからは少し離れているけど、歩いたら10分程度だし、全然問題なし。同じ宿には日本人バックパッカー多数と思いきや、日本人は俺一人。。。あとは、ウルグアイ人・イスラエル人。(イスラエル人って南米のどこ行っても沢山旅行者見かけます。ただ南米でも有数のマナーの悪さ。夜遅くまで飲んで騒ぐし。)
(俺の泊まった部屋。寝るには全然問題なし。)
この日は特に予定も無かったし、一昨日朝早く出発して夜行便でここまで来て、とにかく眠かったので、とりあえず昼寝。その後、明日の氷河観光の準備を色々として、夜はミヤザトさんに教えてもらった、有名なグリルレストランへ。パタゴニアではコルデーロ・パタゴニコというパタゴニアン・ラムが人気です。おれもRICKSという町で一番美味いというレストランへ。
レストランはメチャいい臭い。でもココでひとつ困る事が。普通レストランは一人用のメニューなんて無いので、めちゃ大量に料理が来てしまう。ここでも回りは鉄のグリルに大量に肉が乗ったものを4-5人でモリモリ食べるのがスタンダード。困ったなーと思って店員に相談すると、一人分だけ特別に皿に入れて持ってきてやるとの事。ナイス。ラム肉に加えて、鶏、豚、チョリソ(白と黒の二種類。黒には何かの血が入ってるといっていた)がズラリ。全部美味かった。ラムって臭いイメージだけど、こっちのラムはちゃんと処理されているのか、全然臭くなくて、コクのある味でした。もちろん、アルゼンチンビールのキルメス、アルゼンチンの赤ワイン(マルベック)も忘れずにいただきました。
(リックス外観)
宿に帰ってきてからもビールを飲みながらミヤザトさんと話。海外で育った日系人から見た日本社会ってそう写るのかーとかなり考えさせられる事ばかりでした。なんか自分の価値観を色々と考えさせられる時間でした。
色々と物思いにふけりながら2日目が終了。