2008 HELP ADELAIDE TOUR ②(現地滞在初日) | 『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

2008 HELP ADELAIDE TOUR ②(現地滞在初日)

9月13日(土)の朝7時半に

俺達はアデレード空港に到着。


(アデレード空港に到着したメンバー)


豪州は冬が終わり春が始まりかけってことで結構寒い。


オーストラリアの検疫はメチャメチャ厳しい事で有名で、

スパイクの裏に泥が付いているだけで、

そのスパイクは没収される。

ただ、今回は香さんから「靴の裏は絶対洗ってこい!」

という指令が出ていたため、全員無事にクリア。


しかし、その香さんが税関で引っかかってる。

シンガポールで持ち込み制限以上のタバコを購入し、

それが引っ掛かったようだ。

香さんは、何とかタバコを没収されずに無事通過。

聞くと、担当の検査員が明後日の俺達の試合の審判らしく、

ラクロスつながりで許してもらえたとのこと。すごい。


空港の出口には今回のツアーで現地で協力してくれる二人、

しまんちゅと山幸が出迎えてくれた。


山幸こと山田幸代は日本唯一のプロラクロス選手で

現在豪州リーグに参戦中のトップ選手。

アデレード在住で、イロイロとお世話になることに。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/samurai/


しまんちゅこと島袋秀隆も豪州リーグに参戦中のトップ選手。

日本では強豪バレンティーアに所属。

今回は助っ人としてHELPに加入し、3試合を戦う。

http://hide.mylacrosse.jp/


俺達は空港から今回の宿泊先のYHAへ。

YHAは市街の中心に近い綺麗なユースホステル。


(ホテルに到着した俺。無理目な薄着です。)


(ホテルに到着したメコン & カンファレンスルームで休憩)


ここのカンファレンスルームに荷物を置き、

一時間ほど休憩した後、俺達は市内観光に出かけた。


現地添乗員のアライ氏の運転するバスでまずは市内を一周。


(バスで観光。疲れから番人は睡眠中zzz)


アデレードは静かで治安の良い街といった印象で、

大学も二つ(SA大学、Adelaide大学)有り、学生も多そう。

郊外にはサッカースタジアムもあり、

ここのアデレード・ユナイテッドは来週ACLで鹿島と対戦予定。


市内を回った後は郊外の丘へ。


(車窓からの景色)


ここは野生のコアラがおり、

コアラを見つけると、一同猛ダッシュ。

俺もコアラを初めて見たぜ。


(野生のコアラ。見つけられるか~~???)


(強引にコアラと記念撮影 & コアラを写真で撮るメンバーたち)


そして、アデレード市内を見渡す丘で記念撮影をした後、

GLENELGという町で昼食をとることに。


(丘の上で記念撮影。後方のハンマァに注目)


(これらの写真に特に意味はありません。)


GLENELGはビーチが近く、チンチン電車も走っており、パラダイス。


GLENELGは確か大学の先輩である谷口氏がラクロス留学してたけど、

俺達にこんな良い場所だって事、隠してたな。

俺達日本で泥にまみれてたのに。


(GLENELGの街 & 昼食中)


(GLENELGのビーチ)


昼食を終え、ホテルに戻って、試合に向けたミーティングを開始。

基本的な戦術を確認した後、いよいよ試合会場へ移動。


(ミーティングの様子)


初日の相手はSA STATE REDS

つまりSouth Australia州の代表チーム。

州の中から選抜されたメンバーが集まるチームで、

豪州フル代表もおり、とってもレべルが高い。


試合は19:30開始のナイターゲーム。

俺達はスタジアム横の芝生のグランドでアップを開始。



(スタジアム横に到着!)


(アップの様子)


その後、いよいよグランドインし、アップをするが、

日本では珍しいナイターゲームなので、なかなか目が慣れない。。。


(スタジアムでアップ開始)


(ゲームキャプテンが審判&相手と握手)


(試合前最終確認)


そしていよいよ試合開始。


相手はフェイスオフやグラボーもめちゃ強い。

HELPも粘りのDFを見せるが、ATの正確なフィードや

MFの執拗なインバート攻撃の前に失点を重ねる。

また、ライド時のプレッシャーもきつく、なかなかOFゾーンまで

ボールを運ぶ事が出来ない。


そんな中、ウエニシが右裏からの1on1からゴールを奪い、

1Qを1-3のビハインドで終える。


しかし、2Q以降はSA STATEの攻撃が大爆発。

裏からのインバート、MFの上でのスイッチからの1on1から

クリースへ速くて正確なフィードが飛んでくる。


HELPはクリアミスを繰り返し、ず~~っとDFばっかりしている状態。

相手の中盤のプレッシャーに、MFが完全にビビって、逃げパスの連続。

OFゾーンにボールがわたっても、単純なパスミスでシュートにも至らない。

グランボーになっても、倒れてるのはHELPばっかり。


HELPはブレイクから数点返すのがやっと。

(得点者はウエニシ、しまんちゅ、アラタ、ヤマモ、番人)


結局試合は過去に無いほどの大差で終了。

こんなにやられまくったのは、ユース代表の時のハワイ遠征以来かな。


SA STATE REDS 22 - 5 HELP


俺は結構ビビらずやれた部分もあったけど、

DFであっさりかわされたりと、実力差を感じた試合だった。

#2のMFはマジウメー。


(試合の様子)


(試合後、今回の助っ人・しまんちゅと)


(HELP/SA STATE REDSの合同写真)


チームとしての課題は

①2・3枚目のスライドをしっかり準備する。

②中盤でのクリア(MFがビビらず仕掛ける)

③単純なミスをなくす


相手の方がスキルはあるから、

明日からはもっともっと頭使ってやらないと。


試合後はみんなでチャイナタウンで中華料理を食べ、

ホテルに戻ってから睡眠。。。


(チャイナタウンにて)


(ホテルに戻るメンバー)


一日目、終了です。