鳥人間コンテスト2008
阪大戦の後、伝説のイベント
『鳥人間コンテスト 2008』が開催された。
もはやHELPお馴染みのイベントとなった鳥人間コンテスト。
(去年の様子はこちらhttp://ameblo.jp/help-lax/entry-10047932044.html
)
最もフライドチキンを多く食べた人間が
その後一年間『鳥人間』を名乗る事ができるという
まさに栄誉をかけた『絶対に負けられない戦い』
今年も箕面市小野原のケンタッキーフライドチキンにて開催だ。
(ここは日本で唯一ケンタッキー食べ放題のある店)
参加者は20人と過去最多を記録。
(トミー、日浦、前田、ウナ、ウーム、DX、カツオ、アラタ、ドンマ、ダーニャ、アオ、楠木、コッホ、ブングル、ミッシー、奥村、トシ、大畑、師匠、カノー。)
テラス席は鳥へのハングリー精神で
目がギラギラしてる奴等で異様な雰囲気。
カラスすら近づき難いピリピリした空気が張り詰めている。
昨年はカツオが優勝して鳥人間の称号を獲得。
今回も二連覇なるか?
また、昨年2位のカミは東京へ飛び立ち今回は欠場だが、
昨年3位のウーム、
昨年欠場だが優勝候補の呼び声高いDXと強豪がひしめく。
あとは、ウエニシ、楠木などの初参戦組みに、
ルーキー達とダークホースの動きも気になる所だ。
前回はベジタリアンに徹した日浦さんは復活なるか?
前回、コムが誤って1ピースのみ注文をしてしまうというハプニングがあったが、
今回もトミーが普通にハンバーガーをオーダーしてしまっている。
『今日は鳥人間コンテストですよ!』ってあれほど言ったのに!
今回のトミーは確信犯だけに、より悪質な行為だ。
(何やってんだよ)
そして、18時。やや陽が沈み始めた時、
試合開始。
(多数の参戦者)
普通のチキンが1ピース、
小さい足のチキンが0.5ピースの換算方法。
まず飛び出したのは前回王者カツオ。
他の奴等が席に着く前に、既に2ピース完食してやがる。
まさにスタートダッシュ。
チキンを『吸い込む』ようにかぶりつくカツオの姿は
まさに鳥そのもの。
前回王者の力をまざまざと見せ付ける。
(カツオの勇姿)
前回記録10ピースだったカツオだが、
今回は世界記録となる11ピースを目標としているようだ。
その後もペースを落とさず、
圧倒的独走のカツオは遂に11ピースを完食し、
世界新記録達成!
このまま終わるかと思われたとき、
一人の男が待ったをかけた。
その男は毛根フェニックスのデラックスだ。
それまで地味に食べ続けていたデラックスだったが、
9ピースを越した所からペースアップ。
プチトマト⇒パイン⇒チキン
というリズムで食べる事により
口の中をすっきりさせ、
且つ今何を食べているか分からない状態にする事に成功。
口内麻痺に陥ったデラックスは
遂に11ピースを完食。カツオの世界記録に並んだ。
アラタとナカジのトマト&パインのアレンジも光ったな。
(はよ食えよDX、by コッホ)
この日は首位争いとは別に、3位争いも勃発。
7ピースを完食したブングルに対し、
挑戦状を叩きつけたのが予備校生・大畑。
6.5ピースだった大畑は1ピース上乗せし、
遂に7.5ピースに到達し、ブングルを上回る。
しかし、ブングルも副主将の意地がある。
青ざめた表情ながらも根性で8ピース目に突入。
しかし、鳥の神様は非情だ。
なんとブングルが8ピース目を食べ終わる前に、
大畑は8.5ピース目を食べ始めた。
今食べている8ピース目を完食しても勝てない状況に陥ったブングルに
それ以上の気力も、胃袋のスペースも無かった。
結果、大畑が記録8.5ピースで3位銅メダル獲得。
ブングルは表彰台を逃す結果となった。
(銅メダルに笑顔の大畑)
さてさて、いよいよ首位争いも大詰め。
11ピースを完食したカツオとデラックスはかなりの極限状態。
そこに日浦氏の指示でそれぞれ0.5ピースが用意された。
なかなか0.5ピースに手が伸びない両者。
にらみ合いが続く中、ついにその時が来た!
なんと王者カツオが1ピースを食べ始めた!
0.5ピースではDXに追い付かれ、
戦いが長期化する可能性があると踏んだカツオは、
一気に1ピース上乗せし勝負をつける事を選択。
これが王者の風格か?
体中に鳥肌を立てて、ハト胸になりながら
12ピース目を食べるカツオはまさに鳥そのもの。
このカツオにデラックスに追い付く力は無く、
最後に圧倒的な力を見せたカツオが優勝。
結果を纏めると、
1位 カツオ 12ピース
2位 デラックス 11ピース
3位 大畑 8.5ピース
4位 ブングル 8ピース
『今年こそカツオは大空へ羽ばたけるのか?』
皆の期待は膨らむ。
去年は10ピース食べたにもかかわらず、
空を飛ばなかったカツオ。
日浦氏も『12ピース食べて空飛べないわけないやろ』と自信満々。
そして、去年飛べなかった屈辱を果たそうと、
カツオは再び柵の上に立った。
この記念すべき瞬間をカメラに収めようと数多くの報道陣がカメラを構える。
無数のフラッシュを浴びるカツオ。
羽をバサバサと羽ばたかせ始めた。
そして、柵の上から上空にテイク・オフ!!
遂に夢がかなった!!かと思いきや、
直後にカツオは地面に落下。
一瞬体が宙に浮かんだかに見えたのだが・・・。
『12ピース食った人間に羽すら与えてくれないなんて
あまりに残酷。もうオレは神様を信じない・・・』
とは日浦氏談。
↓
(カツオテイクオフの瞬間)















