誇り
会社帰りに電車で読んでた『中田英寿 誇り』という本をようやく読み終えた。
ほんまに今更ながら中田。けど、今だからこそ中田。
今更ながら感じたのは中田のメンタルの強さ。
俊輔とかに比べてあんまりテクはなかったけど、気持ちの強さは別格だ。
でもメンタルこそモスト・インポータントだと感じた。
2006ワールドカップのブラジル戦前に中田がブログに残した言葉。
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ともかく、守らなければならないものは唯一
“誇り”
これまでの自分の人生の為に、
これまでの自分に関わってきてくれた全ての人の為に
そして最後の最後まで、自分を信じ続けてくれている
みんなの為に、すべてを尽くして戦ってきたいと思う!!
この試合が最後にならないことを信じ続けて……。
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そう、『誇り』だ!
中田の誇りは『プロとして最後まで全力で戦う事』。
俺が思うに誇りと言っても人によってバラバラ。それで良いし、それが自然だ。
HELPにも
俺の誇りは「得点」だ!って言う人もいれば
俺の誇りは「冷静なプレーだ」って言う人もいる。
ちなみに
桜木花道の誇りは『玄人なんかに負けない意地』かもしれない。
「誇り」は他人にひけらかすもんではない。
そんなに軽いもんではない。
けど、自分の精神の核であり、もっとも人に譲れないもの。
もっともらしい誇りを語って、正念場で誇りを守りきれない奴はサイテーだ。
言わなくても行動で分かってしまうもの。それが誇り。
次の中東戦。
HELPのみんなにはそれぞれの「誇り」を示す戦いをして欲しい。
自分の誇りが「単に目立つ」ってだけでもいい。
いろんな形の「誇り」が集まって、それが「HELPの誇り」となる。
バラバラな「誇り」だからこそ、逆に集積した「誇り」はゆるぎない。
HELPには他チームより色んな「誇り」があるはず。
中東戦までに、
自分の「誇り」をもう一度見つめなおせ。
ここだけは他人に負けない、譲れないものがあるはず。
その「誇り」を見つけたら、それを頑なに守ろう。
そして「誇り」を失わない為に、試合までに最高の準備をしよう。
俺も俺の「誇り」を持って中東戦を戦う。
「誇り」が何かはまだいえないけど。
そして、必ず西日本リーグの優勝をいただく。
ブラジル戦じゃないけど、
この試合が最後にならないことを信じ続けて……。
勝とうぜ!
なんとしても。
最後に「HELPこそが誇り」と言えるように、
ここから全日まで駆け抜けよう。
今気付いたけど、
そういやみんなのユニになんて書いているよ?
LACROSSE PRIDE
そう、「誇り」だ。
中東戦、「誇ろう」。