pequeno sou eu | 歩くパワースポット!サンバダンサーエロイザのブログ

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山口でサンバ、カポエイラを広める活動をしていますエロイザです!2020年8月に山口県に戻ってきました★山口県×ブラジルで山口県にスパイスを加えて明るく楽しい県になるように活動しています!サンバショー出演依頼お待ちしています!

Maior e Deus
E maior é Deus
Pequeno sou eu 
O que  eu tenho
Foi Deus que me deu
O que  eu tenho
Foi Deus que me deu
Na roda de capoeira
Grande pequeno sou eu

恥の多い生涯を送ってきました。エロイザです。 

上のポルトガル語はカポエイラのラダイーニャの歌詞です。

ラダイーニャと言うのはカポエイラのホーダが始まる時に一番最初にそのホーダを取り仕切るリーダーが歌う歌で、自分の言いたいことやメッセージ、先人たち、メストレの知恵の現れで、自分自身の考えや思いを歌にして表現するというカポエイラの伝統的な特徴なんですね。

私がブラジルで見てきたサンバジホーダもまさにそうで、即興性でその歌い手の実力をはかることが出来るそうです。

いろんな思いがあり今日のブログのタイトルを
pequeno sou euにしたのですが、その時に思い出したのがこのラダイーニャ。

神は偉大で自分はちっぽけな存在で、自分が持っている物は神から与えたもうたもの。ホーダの中では大きくも小さくもある

と言うような意味なんですが。

いやーー、高名なメストレでさえこんな謙虚に思ってらっしゃるのに。

あたしちっちぇーーー!!!

自分がいかにちっぽけな狭い人間だったかに気付いたところでした。

こないだの鮫島直美さんとぺぺ伊藤さんのライブの打ち上げの時、ぺぺ伊藤さんが話してくださったこと。そして投稿してくださったことを読み、反芻し。ドガンと気付いてしまったのです。

あ、ちっちゃいのあたしだ。と。

投稿引用

『自分自身をフルに活かす事以上に、本当の意味で誰かの役に立てる事は無いとして、全ての歩みに意味がある。

ゲイツ公演お越し下さった皆さま、応援頂いた皆様、本当なありがとうございました!

自分達のCD発売記念のライブではありましたが、、それぞれに想いもって、自分の道を信じて、黙々と歩んで来たメンバーが、ふと気付くと、それぞれの生き方を肯定し合う事が出来る。それを改めて感じました。

ビリンバウ演奏、エロイザさん、アスーカさん!カポエイラを披露してくれた、ヒーボくん、ケビンさん!

みんながいて、それぞれを肯定し合えること、美しい時間を頂きました。

今月9/29.30と、ベイサイドで行われるブラジルフェスティバルもそうだけど、この10数年、いや、そのずっと前から、それぞれが個人として受け継いだり、抱いた情熱。
みんながそれぞれに想い続けて来た事が、ほかの誰かの助けになる日が来る。

ブラジルの文化、歴史にリスペクトし愛情を注いで来た、その姿、音。
一朝一夕ではないそのオーラと自分達の音楽が混ざり合い、互いを心から認め合えた事。

それらはきっとどの世界でも同じだろうけど、これからもっと混ざり合い、認め合う事、それは馴れ合いでなく、助け合い許し合い、育て合える時間。』


何度も何度も読んで、大きな気付きをいただきました。

生き方を肯定してもらって、こんなに幸せなことなのかと気付かせてもらえた。

いろいろこうあれこれやっていると、耳に入ってくるのはだいたい、誰々がこう言ってるよとか、名前はいえないけどある人がこう言ってたよとか。そんな嫌な思いしかしないことばかり言われることが多くて、その度に私は心を閉じて、その人たちに会わない方法ばかり考えていたんですね。

でも、人のフィルターを通したら言葉は意味を変えるから、よく考えたら、そんな本当に言っていたかもわからないようなことに心を揺さぶられるの面倒くさいし、あほくさいし、なんかどうでもいいなと思えるようになったのが昨日。

それを行動に出来たのが今日。

私にとっては大きな記念日でした。

私は自分の自信のなさから、人を認めず、助け合うこともせず、育て合えもしてなかったのかも。

ブラジルの文化が好きと言う同じ気持ちを持っている人の違いを認め合って、助け合って、育て合えたら最高だなと思えたのであります。

カポエイラでもスタイルの違いで、あーだこーだいろいろ聞くのが嫌で、県外に出なくなっていたけど、自分自身がぶれているから気になるだけで、みんなカポエイラが好きという大きなくくりは同じ。互いを認め合い、お互いの好きなものを尊重していけたらと。

サンバでも、サンバの時代の違いや、チームのカラーの違いをあーだこーだ言うんじゃなく、サンバが好きだと言う、サンバへの情熱という大きなくくりでお互いを認め合えたらと。

こだわるのはいいと思うけど、自分のところだけが正しいとか、そういうんじゃなくて、みんな好きなものややりたいことが違って、それを認め合って混じって合わさって化学変化が起きていいものに変化していくのって素敵ですよね。

その体験をしたから私は気付けた。

いやーほんと
ありがとうございます。

そして、今まで狭いちっぽけな自分で嫌な思いをさせた方ごめんなさい。でも、その過去は戻りませんので、これ変わって行く私を見ていてくださいm(__)m

認め合えたら、これからの日本でのブラジル文化、大きく変わる予感。


また数年後、あの時は小さかった、、、と思えるように、どんどん変化できる自分でいたいです。


フェスタドブラジル福岡の準備で頭が冴えっぱなしです。

気付きは会社でも、フェスタドブラジル福岡実行委員でも、毎日気付きがあります。

その度に、反省と改善の日々です。ダメな自分と戦って、気持ちいい自分に。

素直に感謝と尊敬。これが一番生きやすい(o^^o)