ロス エンジェルスから無事に飛び立った飛行機の中…

冷たいソーダと簡単なスナックが配られ始めている。

もうじき魂の故郷へと帰る事が出来る…

もう手の届く範囲まで来た。

もうすぐ…もうすぐだ。

北米に思いを馳せながら生まれ故郷で観るラスベガスが舞台となる数々の映画…

砂漠のシーンが出てくるバイク映画の数々…

今は映画じゃ無い。

現実に故郷へと来ている。

もう映画で我慢しなくていいんだ…

自分が主人公なんだ…

今回の旅もしっかりと、しっかりと魂に刻みこんでいこう。

全てを目に、魂に焼き付けよう。

肉体が無くなった時に唯一持って帰れる物…

経験。

五感全開で楽しもう。

アナウンスが流れ始めた。

あと数十分で着陸するらしい。

いよいよだ。

もう我慢しなくてもいいんだ…

思い切り楽しんでいいんだ…

眼下に待ちに待った物が見えて来た。

砂漠にそびえ立つホテル群。

はやる心を何とか抑えつつも、やはり興奮する!

そして遂に。

ラスベガス。

もう、本当にニヤニヤとにやけてしまって仕方ない(笑)

嬉しくて嬉しくて……

思い切り深呼吸する。

はぁ~…

空港で涙ぐんでしまうのは毎回だ。

空港にまで設置してあるカジノ(笑)

そのカジノの音を聞くだけで最高の気分になる!

遂に戻って来た!!

あと数分後には父と母にも会える!

空港からリニア モーターに乗って荷物の受け取り場所へと向かう。

いつもそこで待ち合わせをしている。

沢山の人が行き交う空港。

あちらこちらで再会を果たしてなのか、抱き合う人々。

さぁ、何処にいるのだろう!

いた!

久しぶりの再会にしっかりとハグをする!

元気そうだ!

積もる話は後にして、父の車へと向かう!

パーキングも暑い!

しかし、湿気が無いからとても過ごし易い。

しかし、本当に外は暑い。

クーラーのよく効いた車内から懐かしい街並みを見て思わず涙ぐんでしまう(:_;)

そしてまずは、あらかじめ予約してもらっていた馴染みのホテルへと向かって貰った。

ホテル内に多少の変化はあったものの、外観は全く変わらない、いつものホテル。

今回の旅もここから始まる。

全てが始まる。

魂が躍動する。

ここに来ると本当に、「生きている」と言う実感が湧いてくる。

そう。

自分は「活きている。」

乾き切ったスポンジが凄い勢いで水を吸い込むかの様に、自分が生き返る感覚にしばし身を任せていた。

父がホテルのドアを押さえていてくれて、中に入れとジェスチャーをしている。

もうそこには極東での自分はいない。

エナジー全開で、「本来の姿」を取り戻している自分の姿があった。

「サンキュー!!」

と、父に御礼を言い、クーラーの効いたホテル内へと滑り込んだ…

つづく…


シャスタへの道…

ロス エンジェルス行きの飛行機の中で地図を拡げ、北米へと帰れる喜びを噛みしめていた。

ロスからラスベガスへ乗り継いで行く。

ロスの空港で一旦降りる…

空港内では、

コーヒー、又はbeer片手に仲間と談笑する人。

スポーツ バーでフット ボールを観ながら食事する人。

皆で仲良く手を繋ぎながら楽しそうに歩く家族連れ。

さっきボディ チェックを終えた自分に空港のセキュリティが話しかけてきた。

「いいなぁ!走りに行くのかい?」

「そうだよ!アメリカ走るの大好きなんだ!」

「そうかぁ!気を付けて楽しんでくれな!」

「有難う('-^*)/」

ここはアメリカ。

持ち物チェックは非常にうるさくなったが、空港勤務の人達は堅苦しい感じは無く、

それぞれの仕事をこなしている。

極東のある国では客と楽しそうに話していたらそれを見ていた他の客からクレームがくるであろう。

お国柄だから仕方ないが…

自分はアメリカの方が全然肌に合う。

しかし楽しそうにしてると文句つけられるっておかしくありませんかね?

こういう事を書き始めると一冊の本が出来上がってしまうので(笑)

…話を戻すと…

ロスの空港には一時間程居た。

そこからは国内線でラスベガス!へと向かう。

空港には父と母に迎えに来て貰っている!

早く会いたい!

飛行機は時間通り飛び立ちラスベガスへと向かった。

父と母の待つラスベガスへと…

つづく…







自身の感じるままにパワースポット巡りをしていた時に凄く印象に残った神社がある。

「皆神山ピラミッド神社」

ここは何とも不思議な場所だった。

参拝して帰りに立ち寄った蕎麦屋。

味もボリュームも言う事無しで最高だった。

又行きたい場所だ。

それと神社では無いが、今では有名になって行列が出来ると言う「ゼロ磁場」。

ここは地図に穴があく位、目を凝らして探して見つけた。

シャスタに行く前に行った覚えがある。

シャスタに行く前は何故か各地の神社を参拝しまくっていた。

長野、群馬、伊勢、山梨、和歌山、東京、千葉、奈良…

祈願する事は何も無い。

神仏に望む物は何も無い。

ただ、生かして頂いてるだけで有り難いと思うからだ。

参拝の時は感謝だけを思って参拝する。

当然自分にも望む物や欲しい物はある。

自分に限って言うと、それらを手に入れる為に努力をしている時が幸せで楽しい。

創り出す幸せがそこにはあると思う。

鉄馬に例えるならば、ツーリングで目的地へ行く過程の道こそが面白い。

では何故神社に参拝なのか?

ただ気持ち良いから。

神気に触れると気持ち良い。

そこに行くまでの走りも楽しくて仕方ない。

これと言って意味は無し。

楽しいから行く。

楽しそうじゃ無いなら行かない。

シャスタにも何かを望んで行った訳では無い。

楽しそうだから。

気持ち良さそうだから。

そしてシャスタ。

シャスタに行こうと決めると、何故か状況が整っていった…

あれよあれよとシャスタ行きが決まった。

ラスベガスの父と母にも連絡を取った。

舞台は夏。

ラスベガスは暑い!!

しかし、ラスベガスは湿気が無いからとても過ごし易い。

今回の旅は二週間。

ネバダからカリフォルニアへ行く旅順だ。

デス バレー、ヨセミテを通り、サクラメントを通過し、シャスタへと向かう旅。

この後に清中年の身に何が起きたのか?

漫画太郎さんの珍遊記ばりの展開で(笑)話しを進めようと思う。

さて、この鉄馬旅行記。

どの様な展開となるのか!?

清中年の身に何が!?

鉄馬と共に、旅の途中で地元民に悪さをしていた豚と河童とキジと犬を改心させ、

それらを従え、いざシャスタへ…行った訳ではありません、悪しからず…m(_ _ )m

と言う訳で!

いよいよシャスタへと向かいます!

つづく…