…McCLOUDの宿にて…

初めて訪れたのにも関わらず、とてもフレンドリーなオーナーに出迎えられて始まったシャスタの初日。

まだまだ話しは尽きないが、とりあえず宿の説明をざっと聞く事となった。

興味深い事も中にはあった。

ここは遥か昔、寺院であった、と言う事。

近年ここに集い始めてるのは偶然では無い、と言う事。

遥か昔…

寺院にて…

何らかの理由で仲間達が離散する事になって…

ある合言葉を決めて別れたと言う。

「シャスタで…」

その仲間が再集結していると言う。

その「シャスタ」に…

アトランティス、レムリアの時代位の事だろうか…

遥か昔の約束。

これが果たされ始めていると言う。

この話しを聞いた時はゾクゾクっとした。

約束の地…

素直にかっこいいなぁと思った。

因みにここの宿はシャスタ山のエナジーの通り道だと言う。

凄い場所だ!

そして部屋へと案内して貰った。

自分はアメリカでは…

熱々のシャワーをじゃばじゃば浴びて!

クーラーをがんがんに効かせた部屋でBeerを飲みながらカントリーカウントダウンTVを観る!

…のが好きなのだ。

が…

ここ、シャスタのMcCLOUDの宿には…

TVもクーラーも何も無い!!!!!

え~!?真夏だよ~???

TVは我慢出来るが、すっかりクーラーに慣れていた自分は少し不安だった。

そして迎えたシャスタの夜。

鉄馬から荷物を降ろし全て部屋へと運びこんだ。

あれ?

宿にキーは掛けないのですか?

扉の鍵が見当たりませんが…

オーナー「K君。ここの住人はね、家に鍵は掛けないのよ。」

自分 「え~!!!」

…と言う事らしい(笑)

凄い!

と言う事で自分にあてがわれた部屋に入り、ベッドに座ってみる。

し~ん…

音が何もしない(・・;)

本当に静かだ。

よし!シャワーを浴びよう!

宿の冷蔵庫には先程買って来たBeerがある!!

今日はクアーズだ!

キンキンに冷えてるはずだ!

シャワーで火照った身体…

Beerが最高に美味く感じる!!

が…

クーラーは無い…

では、外で飲もう!!

外着に着替えて宿のベンチに腰掛けて「ぷしゅっ!!」と勢いよくBeerを開けた!

冷たい黄色い液体をゴクゴクと喉に流し込む!

…のだが…

何故だろう?

余り美味くない…

昨日泊まった街では一本では足らなかった。

う~ん…

500mlの缶の物を殆ど残した。

結局捨ててしまった。

星空を眺める。

綺麗だ。

しかし何だか調子が狂う。

Let's party!!!!!!

…的なノリでは無い。

酒も合わない。

この感覚は何だろう?

暫く外でぼ~っとして部屋へ戻った。

静かだ。

本当に静かだ。

部屋は少し暑い。

部屋を見回すと扇風機を見つけた!

クーラーには全然及ばないが無いよりマシだ。

幾分楽になる。

ベッドに横になると知らぬ間に寝ていた…

鳥の声で目覚めた朝。

外を見ると明るい。

ぐっすりと寝たらしい。

寝ぼけ眼で洗面台へ向かう。

顔を洗う為に蛇口を捻る。

その瞬間!

手に衝撃が走った!

一気に目が覚めてしまった!!

冷たい!!!

かなり冷たい!

真夏なのに…

長い時間触ってられない…

しかし慣れると最高に気持ち良い!

時計を見るともう朝食が始まっている時間だ。

急いで重厚なブーツを履き食堂へと向かった。

美味しそうな香が漂う宿…

程よく腹も減っている。

オフィスにはオーナーが居た。

素敵な笑顔で迎えてくれた。

「ここでの朝食は初めてよね?」

と、簡単に朝食の説明をしてくれた。

美味しそうな料理が湯気を立てて並んでいる!

アメリカンな料理もある!

しかしカロリーは高そうだ(笑)

外も本当に穏やかな雰囲気が漂っている。

時間の流れが違う。

ゆっくりと朝食を開始した。

穏やかな朝。

静かな、それでいて力強いエナジー溢れるシャスタ山。

その山に見守られながらゆっくりゆっくり朝食を取るのであった…

つづく…Harley Davidson 北米大陸一人旅  シャスタ&セドナ編-画像-0002.jpg