「こんにちは!」

と、十数時間振りの日本語が耳に入ってきた。
(その女性をここでは「天使さん」と呼ぶ事にする。)

自分:「日本から来ました。
グランドキャニオンへ行く為、セスナを扱っている空港会社のカウンターへ
行った所、誰も居ないので何事が起きたのかと……」

天使さん:「あのね、その飛行機会社の従業員がストを起こしたのよ。
皆困ってるわ。
今日は飛行機飛ばないわよ。
貴方、今日の予定は?」

自分: 「えっ!!( ̄□ ̄;)!!
直ぐにセスナでグランドキャニオンへ向かう予定だったのですが……(やばい展開…)」

天使さん: 「あら……」

自分: 「………(どうしよ~)」

天使さん: 「そうしたらね、貴方、折角ラスベガスに来たのだから
今日はラスベガスに一泊しなさいよ。
ラスベガスも面白いわよ。
今、ホテルを手配してあげる。
あなた、運が良いわねぇ、飛行機は明日飛ぶのよ。」

自分: 「本当ですか!!!
では、ホテル、是非お願いします!!!」

天使さん: 「わかったわ。
明日の朝一番、ホテルに空港までの無料のシャトルバスが迎えに行くから、
それに乗りなさいね。」

という訳で、ラスベガスに一泊する事になった清君。
時差ボケも何も、思考までも一気に全て吹き飛んでしまった。

天使さんは、「何かあったらここに連絡頂戴ね。」と、自身の連絡先を僕にくれた。

優しい………。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
凄く心強かった。

(因みに天使さんとは今もお付き合いをさせて戴いている。
あれから早いもので18年もの月日がお互いの間に流れた。
恋愛相談、仕事の悩み、日本での辛さ、等、本当に沢山の色々な事を聞いて貰っている。

ふと声を聞きたくなる。
今は僕も大人…いや、れっきとした中高年となり、たわいも無い話しをするのだが、
電話を切った後、何とも言えない心地良さがある。

天使さんには、綺麗な娘さんがいて、その娘さんの子供もいる。
でも僕の事も本当の息子の様に接してくれている。

又、天使さんの旦那さんも、「清が本当の息子だったらなぁ……」と、呟いていた、と。
旦那さんも渡米する度に毎回毎回半端無いサポートをしてくれる!
頼りになる親父だ!!あぁ本当に本当に本当に俺の親父だったらなぁ……
あ……日本の本当の親父に失礼か…(//・_・//)

あぁ…今直ぐに会いに行きたい気分だ……(泣)(>_<))


と、話しが少し逸れたが……ラスベガスの夜へと戻ろう。
無事にチェックインを済ませ、荷物を解いていた所……

oh my god!!!

寝巻きを忘れた…( ̄∇ ̄+)

どうしよ~……(あっ!来る時にMGMグランドがあったな……)
外に出ると歩いて行ける距離。
ここはタイトル マッチ等をよくやってる場所だ。
マイク タイソンのグッズ等が沢山売っているはずだ。

中を暫し散策してみると、あった!!
沢山売っている!!
タイソンのスウェットもある!!!!!

ブルース セルドンばりのジャブの速さで(タイソンには1ROTKOされてしまったが……)
スウェットを握り締めると、すぐさまキャッシャーへと向かった。

キャッシャーには、蝶ネクタイをした、中々キマッたおじいちゃんが会計をしていた。
僕と目が合うと、ウインクをした。

が、そのレジは混んでいたので他のレジへ移動。
その店には、キャンディーとかも沢山沢山売っていた。

全てが絵になるアメリカ……
完全にアメリカに恋に落ちていた。

翌日の朝、これ又アメリカンなシャトルバス!!で空港へと向かった。
カウンターにて手続きを済ませ、セスナへと向かった。
………おい!!セスナってこれかよ!!……

目の前には、日本が誇る最重量力士、山本山が3人も乗れば一杯になってしまう位の、
小さな飛行機があった……

そして、遂に!!最初の目的地グランドキャニオンへ!!!!!


つづく……(時間が無いもんで…(^_^;)すいません……直ぐに更新しますんで……)