ビル崩壊事故への憐れみに思うこと | 「引きこもりパパ、バングラへ行く」のブログ

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マダムに触発されて始めましたが、結構のめり込んできました。

昨日、バングラの首都ダッカの郊外で、
縫製工場が多く入居するビルが崩壊しました。

中には2000人の従業員がいたとも言われ、
今日の夕方までに死者が200名に達する勢いとか。
そして、まだまだ、被害者の数は増えそうです。

ダッカ郊外ということもあり、
縫製工場ということもあり、
私の仕事、生活には関係ところで起きたものだったので、
私、我が家は皆無事です。

日本でもテレビのニュースやインターネットで報道されたようで、
Facebookへの書き込み等で、
「可哀想」とか「すぐにでも助けに行きたい」とかいう
全く、第三者的な偽善的書き込み(言い過ぎか)を見かけますが、
ちょっと、考えてから発言されたほうが良いのでははてなマーク

なぜ、こんな事故が起こってしまったのか。
報道によれば、当初4階建てだったのを、違法に増築していたとか、
ひび割れていて、危険だということはわかっていたのに、それを無視したとか、
そもそも建物に人入れすぎとか、
いろいろ言われていますが、
現在のバングラデシュはそういう国なのです。
そういう国だからこそ、世界の縫製産業を支えている国の一つになっているのです。

つまり、
ビルの建築に関してルールがいい加減だから、
日本や先進国に比べれば安く出来、
少ない資本で工場が立ち上げられる。

もともと発展途上国で賃金が安い。
こんな小さな建物に2000人も押し込んで、
工場として動かしてるから、
人件費が安く抑えられる。

だから、欧州や日本から、
たくさんの縫製関係の注文がやってくる。

安いもの安いものと我々(全員ではなかろうが)先進国の住民が
求める結果が、現在のバングラデシュ(の全てとは言わないまでも一部)
を形成していると言っても過言ではないのではないか。

耐震技術を取り入れるべき、
そりゃ、理想ではそうですが、
そんなことしたら、すべてのコストが
今より跳ね上がりますよ。

それでも、
バングラで作るんですか、
バングラから買うんですか。

憐れんでいただくのは、
大変結構だとは思いますし、
私自身も人でも多くの人が生還すれば良いとは思っていますが、
このような実態にも少し目を向けるべきなのでは。

安いものには、それなりの理由がある。

このくらいのことまでは考えていただき、
多少高くても、国産を買うかとなれば、
日本国内の産業の空洞化も軽減していくのではないかと思うのは短絡的か。