築地市場の初競りで、大間産のクロマグロが1億5540万円の値をつけたが、このマグロを釣り上げたのは、大間で漁師をしている竹内大輔さん(36才)だ。


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1億5540万円のうち5.5%は荷受会社
4.0%が大間漁協
1.5%が青森県漁連に入る。

残る約1億4000万円に最高税率40%の所得税がかかるので、大輔さんの手取りは8300万円ほどになりそうだ。


ただし来年にはさらに住民税が10%、少なくとも1400万円が引かれることになる。



大輔さんは「高値がついたことは、それは嬉しいよ。ただ、他が揚がらなかったから、ラッキーなだけかな。金額は予想よりはるかに多い。すごすぎる値段で、何に使うかは全然考えていません」

初競りの報道があってからというもの、大輔さんはやっかみの声やいたずら電話に悩まされているという。


だが、

マグロ漁はただ儲かるだけの商売ではない。

「釣れればいいけど、1か月全然釣れないときもある。それでも燃料代は毎日かかる。マグロで儲かるなんて大間違いだよ」と大輔さんは苦笑する。大間の漁業関係者たちも、揃って厳しい現状を口にする。

「船を買うために数千万円も借金し、釣れなければ燃料代で借金ばかりがかさんでいく。
燃料代は年々上がって、1回の漁で少なくとも5万円程度はかかる。

それでもマグロを釣らないと収入はゼロだから、休むわけにはいかない。年間で数千万円の水揚げがある船がある一方で、300万~400万円しかない船もザラ。厳しい世界ですよ」



マグロ漁は“稼ぎ”だけではなく、漁師としてのプライドを賭けた勝負でもある

ケーパもね


ポストセブンから抜粋