第61回安田記念はアパパネ&エビちゃんがこなかったので、グリーンチャンネルで振り返えってみました‥
1番人気のアパパネはプラス8キロでの出走だったが、馬体は太く映らない。メンタル的にもハミをとって気分良さそうに周回しており、中間の順調さも窺えた。ただ、昔から“1頭牝馬は要注意”といわれているし、配当的にも牡馬混合のGI初挑戦で単勝2.2倍じゃ、アパパネの馬券は買えなかった。
さてレースの方は、大方の予想通り内枠からシルポートがダッシュ良くハナを切る。これにジョーカプチーノ、リアルインパクト、クレバートウショウが追走し、前半の半マイルは45秒4と速めのペース。勝ったリアルインパクトはジョーカプチーノが2番手に上がろうとすると、すぐに控えて3番手の絶好の位置で折り合う。そして抜群の手応えのまま直線に向き、残り400mから追い出されると坂上で先頭に立ち、そのまま他馬の追撃をクビ差凌いだ。
明暗を分けたのは展開=騎手の手腕。シルボートの単騎逃げはわかっていただけに、ある程度前で競馬をした馬が有利にレースを運べる。リアルインパクトと戸崎騎手は、ペースダウンしたらハナを切るかというくらいの積極策で前にプレッシャーをかけ、譲らないと見るやすんなり控えて脚を温存。終始スムーズにレースを運び、スパートのタイミングも完璧だった。
リアルインパクトの前走、NHKマイルCの走破時計は1分32秒5。その時から3キロ減の54キロだから時計は詰めて当然だが、追い切りに乗っていないのに、そんな机上の計算を実際にレースで証明するのだから素晴らしい。馬の能力を最大限に活かした戸崎騎手の手腕だけが目立った一戦といえるだろう。
GI6勝目を賭けたアパパネだったが結果は6着。いつも以上にゲート入りを嫌ったところもあるし、中2週でGI連戦はさすがに厳しかったか。とはいえ、勝ち馬とは0秒2差で着順ほど負けていないのも事実。万全の状態で出てくれば牡馬相手のGIでも勝ち負けになるだけに、秋以降の活躍に期待したい。
1番人気のアパパネはプラス8キロでの出走だったが、馬体は太く映らない。メンタル的にもハミをとって気分良さそうに周回しており、中間の順調さも窺えた。ただ、昔から“1頭牝馬は要注意”といわれているし、配当的にも牡馬混合のGI初挑戦で単勝2.2倍じゃ、アパパネの馬券は買えなかった。
さてレースの方は、大方の予想通り内枠からシルポートがダッシュ良くハナを切る。これにジョーカプチーノ、リアルインパクト、クレバートウショウが追走し、前半の半マイルは45秒4と速めのペース。勝ったリアルインパクトはジョーカプチーノが2番手に上がろうとすると、すぐに控えて3番手の絶好の位置で折り合う。そして抜群の手応えのまま直線に向き、残り400mから追い出されると坂上で先頭に立ち、そのまま他馬の追撃をクビ差凌いだ。
明暗を分けたのは展開=騎手の手腕。シルボートの単騎逃げはわかっていただけに、ある程度前で競馬をした馬が有利にレースを運べる。リアルインパクトと戸崎騎手は、ペースダウンしたらハナを切るかというくらいの積極策で前にプレッシャーをかけ、譲らないと見るやすんなり控えて脚を温存。終始スムーズにレースを運び、スパートのタイミングも完璧だった。
リアルインパクトの前走、NHKマイルCの走破時計は1分32秒5。その時から3キロ減の54キロだから時計は詰めて当然だが、追い切りに乗っていないのに、そんな机上の計算を実際にレースで証明するのだから素晴らしい。馬の能力を最大限に活かした戸崎騎手の手腕だけが目立った一戦といえるだろう。
GI6勝目を賭けたアパパネだったが結果は6着。いつも以上にゲート入りを嫌ったところもあるし、中2週でGI連戦はさすがに厳しかったか。とはいえ、勝ち馬とは0秒2差で着順ほど負けていないのも事実。万全の状態で出てくれば牡馬相手のGIでも勝ち負けになるだけに、秋以降の活躍に期待したい。