先週の週中、スノーフェアリー事件が明るみに出た。騎手が腹帯の一部を取ったまま、後検量を受けたというものだが、元々、ムーアは体重を落とすのが難しく、エリザベス女王杯も規定の斤量で騎乗できるか危ないという噂さえ流れていた。
それが蓋を開けてみれば、規定斤量で騎乗できたのだから、関係者間には首を傾げる者もいたほどだ。今回は、一応、スノーフェアリー陣営が謝罪したこと、故意に行ってはいないことを考慮して、おとがめなしとなったのだが、故意に行っていないかどうかは、なお疑惑は残る。そして、スノーフェアリーが疲れが取れないのを理由にJCを回避したことと、今回のおとがめなしは関連があるのではないかという情報も流れてきている。
J○Aとしては、話題性を加味して、スノーフェアリーには出てほしかったのだろうが、クリーンなイメージを保ちたい。やはり疑惑を持たれたままの後味の悪い状態での参戦はかえってマイナスと考えたとしても不思議ではないだろう。
スノーフェアリーが回避し、ブエナビスタとの女王対決は実現ならなくなったが、凱旋門賞2着で世界にその力を示したナカヤマフェスタが参戦するなど、話題は豊富。ここではそれらの馬を含む、有力馬の現状をお伝えしよう。
まず天皇賞を制し、ますます調子を上げるブエナビスタから。
「相変わらず見栄えのしない馬体だけど、去年に比べたら、本当に筋肉がついてきたのはわかってもらえると思うわ。これまでは素軽さだけが目だっていたけど、1週前追い切りでは、重厚な感じが加わって、力強いという言葉がピッタリの走りをするようになった。
これは、走りが重くなったというわけやなくて、素軽さの中に力強さが加わってきて、迫力が増してきたと言うこと。それを考えると、以前はまだ素質だけで走っていたと言ってもいいんやろね。まあ、外国馬も来るし、凱旋門賞2着馬も出てくるけど、あれらには負けへん自信はあるで。今のこの馬には、国内では敵なし、外国馬かて輸送してこっちに来る不利があることを考えると、敵なしと言うてもいいんやないかな」と陣営は、ものすごい自信だ。
一方、凱旋門賞2着で、日本馬のレベルの高さを証明したナカヤマフェスタには不安点も。
「明らかに体が寂しい。腹も巻き上がり気味だし、首さしも寂しいからね。GⅠの特殊ゼッケンをつけているから、ナカヤマフェスタだってわかるけど、それがなかったら、どこの条件馬?という感じだよ
。
軽い咳で追い切りを延ばしたと言っているけど、まあ状態は良くないだろうね。追い切りも、ウッドコースで走るのを嫌がって、急遽坂路になったんだけど、懸念されていた気難しさも見せている。坂路ではさすがの48秒台の猛時計を出していたけど、それは調子の良さというよりも、能力で出しているもの。かえって、速い時計を出した反動の方が心配だよ」と裏事情に詳しい某記者。そして「凱旋門賞から帰ってきて、JCというのは、ホント、強行軍。
まだ疲れも取れていないし、馬体もガレ気味。でも、ナカヤマフェスタに出てもらわなければ、盛り上がりに欠けるということで、J○Aの強い説得があったと聞いている。まあ競馬人気下降では、厩舎関係者にも打撃はあるし、もう既に打撃は受けているのだけど、これ以上、人気、売上共に下降させるわけにはいかないということで、陣営の方も協力した形。あとは追い切りの反動をうまく取って、いかに本番まで少しでもいい状態に持っていけるか。まあ現状では厳しいかもしれないね」と情報通の某記者も不安点を挙げていた。
天皇賞で出遅れながらも、直線信じられない末脚を見せて2着に来たペルーサ。
「出遅れなければ、と誰もが言うけど、出遅れたからこそ、脚がたまって2着に来れたという見方もできる。
果たして好位につけていたら、あの脚を使えたかどうか?それは疑問だよね。ただ、レース後、ゲートをうまく出られなかった同馬に対して、藤○のテキも、ちゃんとしつけられなくて、恥ずかしいと反省の弁を述べていたし、この中間もアンカツでゲート練習をするなど、スタートにかける意気込みは相当なもの。それに、天皇賞の反動も少なく、ここまで来られたのもプラス。
ビカビカの毛ヅヤからも、体調の良さが伺える。陣営もスタートさえ決まれば、ブエナを脅かせるし、本調子にないナカヤマフェスタの上に行けるという算段らしいよ」と陣営と親しい某記者。
果たして、この馬が親子2代、JCを勝つことができるかどうか。
それが蓋を開けてみれば、規定斤量で騎乗できたのだから、関係者間には首を傾げる者もいたほどだ。今回は、一応、スノーフェアリー陣営が謝罪したこと、故意に行ってはいないことを考慮して、おとがめなしとなったのだが、故意に行っていないかどうかは、なお疑惑は残る。そして、スノーフェアリーが疲れが取れないのを理由にJCを回避したことと、今回のおとがめなしは関連があるのではないかという情報も流れてきている。
J○Aとしては、話題性を加味して、スノーフェアリーには出てほしかったのだろうが、クリーンなイメージを保ちたい。やはり疑惑を持たれたままの後味の悪い状態での参戦はかえってマイナスと考えたとしても不思議ではないだろう。
スノーフェアリーが回避し、ブエナビスタとの女王対決は実現ならなくなったが、凱旋門賞2着で世界にその力を示したナカヤマフェスタが参戦するなど、話題は豊富。ここではそれらの馬を含む、有力馬の現状をお伝えしよう。
まず天皇賞を制し、ますます調子を上げるブエナビスタから。
「相変わらず見栄えのしない馬体だけど、去年に比べたら、本当に筋肉がついてきたのはわかってもらえると思うわ。これまでは素軽さだけが目だっていたけど、1週前追い切りでは、重厚な感じが加わって、力強いという言葉がピッタリの走りをするようになった。
これは、走りが重くなったというわけやなくて、素軽さの中に力強さが加わってきて、迫力が増してきたと言うこと。それを考えると、以前はまだ素質だけで走っていたと言ってもいいんやろね。まあ、外国馬も来るし、凱旋門賞2着馬も出てくるけど、あれらには負けへん自信はあるで。今のこの馬には、国内では敵なし、外国馬かて輸送してこっちに来る不利があることを考えると、敵なしと言うてもいいんやないかな」と陣営は、ものすごい自信だ。
一方、凱旋門賞2着で、日本馬のレベルの高さを証明したナカヤマフェスタには不安点も。
「明らかに体が寂しい。腹も巻き上がり気味だし、首さしも寂しいからね。GⅠの特殊ゼッケンをつけているから、ナカヤマフェスタだってわかるけど、それがなかったら、どこの条件馬?という感じだよ
。
軽い咳で追い切りを延ばしたと言っているけど、まあ状態は良くないだろうね。追い切りも、ウッドコースで走るのを嫌がって、急遽坂路になったんだけど、懸念されていた気難しさも見せている。坂路ではさすがの48秒台の猛時計を出していたけど、それは調子の良さというよりも、能力で出しているもの。かえって、速い時計を出した反動の方が心配だよ」と裏事情に詳しい某記者。そして「凱旋門賞から帰ってきて、JCというのは、ホント、強行軍。
まだ疲れも取れていないし、馬体もガレ気味。でも、ナカヤマフェスタに出てもらわなければ、盛り上がりに欠けるということで、J○Aの強い説得があったと聞いている。まあ競馬人気下降では、厩舎関係者にも打撃はあるし、もう既に打撃は受けているのだけど、これ以上、人気、売上共に下降させるわけにはいかないということで、陣営の方も協力した形。あとは追い切りの反動をうまく取って、いかに本番まで少しでもいい状態に持っていけるか。まあ現状では厳しいかもしれないね」と情報通の某記者も不安点を挙げていた。
天皇賞で出遅れながらも、直線信じられない末脚を見せて2着に来たペルーサ。
「出遅れなければ、と誰もが言うけど、出遅れたからこそ、脚がたまって2着に来れたという見方もできる。
果たして好位につけていたら、あの脚を使えたかどうか?それは疑問だよね。ただ、レース後、ゲートをうまく出られなかった同馬に対して、藤○のテキも、ちゃんとしつけられなくて、恥ずかしいと反省の弁を述べていたし、この中間もアンカツでゲート練習をするなど、スタートにかける意気込みは相当なもの。それに、天皇賞の反動も少なく、ここまで来られたのもプラス。
ビカビカの毛ヅヤからも、体調の良さが伺える。陣営もスタートさえ決まれば、ブエナを脅かせるし、本調子にないナカヤマフェスタの上に行けるという算段らしいよ」と陣営と親しい某記者。
果たして、この馬が親子2代、JCを勝つことができるかどうか。