手順③

コース形態のチェック馬群の隊形が想定出来たところで、

次はコース形態のチェックです。

コース形態から想定できるものは、

レース全体のラップの構成・及びペースです。



直線の長いコースならば、

どうしても直線手前で先行勢は息をいれようとするので、

馬群のペース自体は緩みがちになります。

逆に直線の短いコースならば、

直線前のカーブではもう仕掛けが始まっており、

馬群全体が加速します。



カーブが大回りのコースならば、

カーブの角度が緩やかな分スピードが殺されにくいので、

極端な緩みは発生しづらく、

逆に小回りのコースならばスピードを乗せづらいので、

ペースが落ち着きやすくなります。



2つを組み合わせると、

直線の長い大回りのコースならば、先行勢が息をいれたところで、

後方勢はスピードを落とさずに差をつめたまま直線に

入ってこれるので後方勢が有利で、

直線の短い小回りコースならば、後方勢がスピードを乗せづらく、

先行勢も仕掛けており差を詰めるのが難しいので、

先行勢が有利となります。



基本は大事ですね つづく‥