ダートに引き続き芝も調べてみた~


芝コースに使用される芝には野芝と洋芝の2種類があり、


中央競馬全10場のうち函館と札幌は洋芝のみが使用されています。

これは野芝が育つ北限が函館付近であることによるもの。


札幌は90年の芝コース新設時から洋芝で、函館は94年のコース改修時に洋芝に変更されました。




洋芝は野芝より芝の根付き方など構造的な理由で馬場が軟らかいことからパワーが必要とされ、

時計が掛かる傾向にあります。



他8場とは特徴が異なるため、北海道の2場だけ好走する馬も少なくありません。



ちなみに用いられている洋芝は函館がケンタッキーブルーグラスとトールフェスクの2種類、

札幌はペレニアルライグラスを加えた3種類と異なりますが、JRA馬場土木課によると

「2場間には大きな違いはない」ということです。



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