競馬ブログの紹介



ハンデ戦に限らず、別定戦においても斤量の問題が絡んでくる。

斤量とは馬に課される負担重量を指し、一般的に過去の競争成績、獲得賞金により決められる。

つまり能力判断の1つの材料とも言える。




実力差のあるもの同士が同じ土俵上で比較される場合、

公平を期すために一方にハンデを与える。



分かりやすい例を挙げるとゴルフがある。

ゴルフではより下手なプレイヤーに対し、スコアから自動的に引くことが出来るハンディキャップが与え

られ、より技量の高いプレイヤーとの格差を減らしている(ゴルフはスコアが低い方が良いため)。



 競馬は本質的には能力検定であるため、公平な形で優劣を決するべきだが、それではG1馬と条件馬が

いっしょに走る機会があった場合に勝負をする前から結果がわかってしまい、賭けが成立しない。そこ

で、ゴルフのようなハンデをつける必要がある。


 徒競争の場合、距離差、タイム差をつける方法がより公平なやり方であるが、コースレイアウトや馬の

気性の関係から実行しにくい。



そこで、斤量=つまり負担重量に着目した。

物理法則から考えても、重さが速度に影響を与えるのは証明されている。


 例えば、あなたが特定の場所で走る場合、何も背負わずに走るのと、

重い荷物を持って走る場合ではどちらが速く走れるかと考えれば理解しやすいと思う。



ゴルフの場合は、能力の劣っているプレイヤーに有利になる条件を与えていたが、競馬の場合は逆に能

力の高いものに不利な条件を与えバランスを取ろうとしている。




!?なるほど‥理解はできるがはてなマーク