それは以前の会社で突然おきた。いつも小言を言うオバハンが私の隣に座りずっと喋っていた。人を馬鹿にしたり、とにかく私を見つけては愚痴?をはいていた。だから私はオバハンをみたら避けて逃げていた。だがついに二人きりになり、営々と喋ってきて、突然呼吸が出来なくなった。それでもオバハンは喋っていた。苦しいとオバハンに言った。その後の会話は覚えてない。とにかく息ができないのだ。しだいに手先が痺れ頭がボーッと重くなる。私は責任者をしていたためくそ真面目に働いた。糞がつくほど。足元力が入らず、しだいに意識が遠くなってきた。オバハンには帰ってもらった。自分も自宅に帰らねば死ぬと思い急いで車を走らせた。ミッションはさすがに辛かった。クラッチが踏めないぐらい意識がなかった。帰ってすぐ横になった。熱はない。2時間ほど寝たが呼吸ができないのである。家族に泣きながら訴えた。息ができない、苦しい(゚長音記号1゚)と。急いで緊急先病院に電話した。来て下さいと言われ点滴だけうった。それがパニックだった。 あの感覚はヤバイ。死ぬと思った。だから苦しむ人の気持ちわかるよ。