-tower of babel- | flying frog

-tower of babel-

どうも、gutsです。

連続シリーズ、m's。
動画の編集が追いついていませんので、一旦の最後となるお店を紹介する前に、箸休めと致します。

今日は映画を紹介します。

こちら。

flying frog-ファイル0042.jpg

sofia coppola、ロスト・イン・トランスレーション。

舞台は東京。

この映画、ふたつの作品との共通点を感じました。

ひとつは、作品というよりは趣向。北野武の映画に通じるものを感じました。

観ていてなんとなくdollsがフラッシュバックしたことに加え、北野作品の特徴である、青みがかった色調。キタノブルーと性質を同じくする色彩が、全編に渡って感じられました。

もうひとつは、alejandrogonzlezirrituの、バベル。

全体を通して蔓延する、コミュニケーションの不破。痛々しいほど、リアルに伝わってきます。

天まで届くバベルの塔建設を目論んだが為に神の怒りに触れ、人の言語はバラバラにされてしまった。

僕は聖書を枕の下に置いて寝ませんが、このエピソードは素晴らしいと思います。

それでも人にはまだ言葉が残っているのに、伝わり切らない気持ち。

時に伝えるということは思いのほか難しかったりします。

例えば誰かにぜひ観せたい、聴かせたいものがあったとします。

ただそれは、説明臭くなればなる程、伝えたい何かの共有は難しくなる。

故に己の感覚、経験則とも言えるものを手繰り寄せ、可能な限り自然にお膳立てをする。

しかし、playして間もなく相手はトイレに立ってしまったり。

こんな瞬間を幾千と繰り返して、人はコミュニケーションのツールを少しずつ、手に入れていくのかもしれませんね。



guts