先月、令和3年4月まで、僕は単身東京に住み、東証一部上場の会社に勤めていた。しかし、東証一部上場なんてのは名ばかりで、出向先のお客様の給料を聞いたとき、これがリアルであることを思い知らされた。更に、世の中が過労死をなくそうと残業を減らしていく中で、会社が許す限りの残業をするも、給料が少ない少ないと、妻に事ある毎に言われており、いつも謝っていた。
クソ真面目に一年以上、自宅のある田舎町に帰省せずに頑張ったが、2回目の緊急事態宣言が発令された時、現政府と東京はもう駄目だと考え、退職を決意。上司に報告した。僕が東京のマンションを引き払った時、新規感染者が増える中で緊急事態宣言が解除された。
田舎はいい。リアルを目にする機会も少ない。東京の新規感染者は1000人を超えたらしい。
安いと思っていた給料が、実は結構な金額だったことを、仕事のないこのド田舎で思い知る。当の妻は、当時の給料は多かったなんて言っている。童話でこういう人いたな。願い事を何でも叶えてくれる金色の魚を喰おうとしたばあさん。