かなりの甘えん坊で

小学校中学年になった今も私にべったりな娘

眠る時には手を繋ぎ

外出の際にも必ず手を繋いできてくれる

 

 

そんな娘の小さな手を握る自分の手を見ていると

幼く小さかった自分の手を思い出さずにはいられない

 

 

 

物心がついたころ、幼い私が母の手を握ると

母はいつも

 

あつい!

鬱陶しい

手繋がれるのキライ

 

そう言って私の小さな手を振り払い

握り返してくれることはなかった

 

 

重度の自閉症だった私の兄

そんな兄の育児で常にイライラしていた母

 

私は元々子どもがキライやから!

 

と私にもよく宣言していたので

幼い私は、

自分が子どもである限り、母は私とは手を繋いでくれないのだ

と考えていた

 

母は子どもの私がキライ

 

だから私は極力子どもらしさを出さなぬよう

敢えて大人びた行動や態度をして

母に疎まれない努力をしていた

 

 

自立して、ベタベタしない自分

母の手を煩わせぬよう、疎ましく思われぬよう

頼りにしてもらい、存在価値を高める

 

そんなことを考えている子どもだった

 

 

だから自分の娘には、

思春期がやってきて自然と親のことを疎ましく思うその日まで

思う存分 親には甘えさせてあげようと心にきめている