「我慢しないから。」

 

 

そうユノが口火を切った。

熱く潤んだ瞳で僕を見つめると、勢いよく僕の固くなったものを口に含んで吸い上げた。

 

「あぁぁぁっ!!!」

 

強すぎる刺激は簡単に僕を絶頂へと導く。

それを制止するように、強く握られ放出できない熱はどんどん腹の奥に蓄積されて

ますます僕を追い立てた。

 

「んっ・・・あぁ・・はぁっ・・・・あぁっ・・・」

 

広い玄関に卑猥な水音だけが響く。

外は雨だっていうのに、雨音のひとつも響かない。

 

「もうダメだっ・・・てっ!!」

 

「まだ我慢しろ」

ユノの目がそう言ってるように、僕を見上げる。

 

 

「あぁっ!!・・・んぁぁっ・・!!」

 

言葉にならない声を上げて僕は悦び啼いた。

あなたから受ける仕打ちは、刺激の強いサイダーみたいにパチパチとはじけて

そのあと少しだけほろ苦さを残すんだ。

 

それが堪らなく心地よくて、僕は無意識に腰を震えさせてしまう。

 

「すごいよ、お前・・・ヤバイ・・・」

 

ユノが驚くように僕を見上げる。

 

僕だって驚いてる。

だって、乱れれば乱れるほど僕は自由になれるような気がした。

それは張り詰めていたものがプツンと切れる感じ。

 

 

「ユノ、お願い・・・もうっ・・・!」

 

僕はそういって、ユノの空いている片方の手を自分の後ろの窪みへ誘った。

女みたいに自ら潤う場所じゃないことぐらい知ってるけど

今の僕にはそんなことは重要じゃなかった。

 

ユノは僕が望むとおり躊躇なく1本、指をそこに差し込んだ。

まだ乾いたそこにチリっと痛みが走った。

 

それでも、一人で何度もあの夜を思い返しながら刺激し続けた場所。

少しの刺激であなたの指を受け入れるぐらいは充分に扉を開く。

 

 

「・・・チャンミン、一人でしてたの?」

 

僕の身体の変化をユノは見逃さないと思ってた。

僕は答える代わりに、もっと腰を揺らした。

 

ユノはそんな僕に2本の指を突き立てて、刺激をくれる。

そのままスポリと指を抜かれると、なんとも言えない空虚感。

 

身体の一部がなくなるってこういうことなのかと、初めて分かった。

あなたは既に僕の身体の一部だったんだ。

 

それなら、お願い。

早く僕の元へ戻ってきて。

 

「チャンミン・・・?」

 

このとき僕は少し泣いていたかもしれない。

 

「早く・・・・」

 

そう言うと僕は顔を壁に摺り寄せて、あられもなくあなたへ臀部を突き出した。

すぐに勢いよくユノが僕を突き刺しす。

まるで腹の底をえぐるような感覚に飛び上がりそうになりながら、痛みと快感が

交互に僕を襲う。

 

幸せと不幸せはいつも交互にやってくるみたいに。

 

深く、深く僕の中を突き刺し

波打つように揺られては、痛みが甘い疼きに変化して

僕はその刺激に体を委ねた。

 

「あぁぁっ!!!」

「はぁ・・チャンミンっ・・・・!チャンミン・・・」

 

後ろに聞こえるあなたの荒い吐息と、背中に落ちてくる汗が

僕を余計に喜ばせることを知っているのか、知らないのか

僕はもっと乱れたくなる。

 

 

もう、僕は。

僕であって僕じゃない。

羞恥心も捨て去って、あなたから受ける甘い刺激にただ酔いしれて

ずっとこの海を彷徨っていたい。

 

「もっと、もっと・・・・!ユノ・・・」

 

強請ればあなたはもっと僕の奥深くへやってくる。

すると触れられてもいないのに、僕自身が急激に熱くなる。

ダラダラと液体を垂らしながら、足元に小さな水滴が溜まっていく。

 

「ユノ!もう・・・っっ!!」

場所を変えながら、僕の深い部分に当たった瞬間

僕は声にならない声をあげて、熱を吐き出した。

 

その瞬間、ユノの動きが一段と早まりさらに僕を追い立てた。

 

「ダメ・・・・これ以上は・・っ!!」

 

僕がそう言うと同時にユノが

 

「っつ・・・・!!!!」

 

そう言って僕の中に熱いものを注ぎ込んできた。

ドクドクと波打って僕の身体を侵食するように、体中を駆け回っていく。

 

肩で息をしながら、しばらく僕らは繋がったままでいた。

 

僕は太ももから流れ落ちる白い液体を恨めしく思いながら

 

どうせもう元の場所には戻れないのなら、

迷いながら沈むことも、抗いながら沈むことも変わりはないのなら、

ただ僕はまっすぐにあなたへ向かいながら

この運命ごと抱えて沈んでいきたい。

 

 

そう思った。

 

 

 

 

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昨日UPする予定が、手直しして本日UPになりました。

すみません。

 

今年はこれで失礼します。

また来年もお目にかかれると嬉しいです。

良いお年をお迎え下さい。

どうもありがとうございました。