今回はDAY③-1アンダゴニスト法・採卵前 HCG注射をお伝えします。
HCG注射とは
hCGを注射する事により人為的にLHサージを起こし、排卵を促します。hCGの筋肉注射後、40時間で排卵するといわれています。その直前の36時間後に採卵します。採卵前々日の午後9~11時30分にhCG5000単位の注射をし、その2日後の朝9~11時から採卵を行います。
合わせて、排卵抑制の飲み薬 ボルタレンを処方されました。
(座薬の方がメジャーかもしれません)
本来であれば、注射での排卵抑制のところ、ゴナールより針が太い
看護師さんに泣きついて、のみ薬にしてしまったチキン野郎であります
HCG注射もゴナールよりは針が太い。でも卵を熟成させる一番大事な薬だと。
腹をくくりました 自身では難しいので、夫にお願いをし、目を瞑りながら。
結果痛い、イタイ、うっすら涙が
同時にGnRHアゴニスト(ブセレキュア)の点鼻も行います。
LHが高くなり排卵を促します。
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この日の検査内容
採血(40分間検査結果待ち)→内診→検査結果から→追加ホルモンの指示
薬処方→お会計
薬・注射
ボルタレン3日分・HCG5000x1回分
診療明細(全て自費) total@13.860
ボルタレン@110・HCG5000@1.650
超音波検査@3300・ホルモン検査(E2@3300・P4@2200・LH@2200)
再診料@1.100
ホルモン値
・E2 ー7426 pg/ml
・LH ー2.3 mIU/ml
・PROG ー1.54ng/ml
まとめ
体外受精の歴史
1978年イギリスで、世界で初めて体外受精に成功。
日本では1983年に東北大学によって国内最初の体外受精成功。
30年余りしか経っていないのに、現在は20人に1人が体外受精児という割合。
医学の進歩、それに携わる方に日々感謝しなくては
次回はDAY③-2 アンダゴニスト法・点鼻スプレー(ブセレキュア)について