今回は自然採卵の詳細から高刺激法での治療にステップアップしたお話。
通っている杉山産婦人科では「35 歳以下完全自然周期」という基準を設け
新鮮胚移植まで@20万円 (2020.7現在)
(顕微授精加算@6万・胚盤胞培養加算@5万・移植せず凍結@3万)
という比較的お手頃な価格、そしてクロミッドだけという低刺激で行えることから
2回チャレンジしたものの、結果は1回目無採卵・2回目未熟卵採卵→破棄
という悲しい結果に。どちらの採卵も5分程度だったものの、恐怖に怯え
多少の痛みが伴い(座薬あり)心身共に負担が大きかったように思います。
素敵なクリニックだけども、やはり採卵室は緊張
後から先生に話を伺うと、自然周期は卵胞が育つライミングが難しく、未成熟卵も多い事。また受精に至るまで、1つの卵胞しかチャンスがない為、多嚢胞性卵巣症候群を抱えている体では難しいとのこと。
(その頃はなるべく自然の力での排卵、妊娠ができると信じて止まなかった... )
前置きが長くなりましたが、その後本格的な体外受精へと気持ちを切り替え
クロミッドからのフルコースが始まりました。
杉山産婦人科丸の内 は言わずと知れた、不妊治療のスペシャリストが集まったクリニック治療方法は全てお任せして行うことに決めました。
治療方針、飲む薬、採卵から培養、移植までの方法が全てこの日に決定
ここから注射も始まります!
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1回目検査内容 (3回通院)
採血(40分間検査結果待ち→内診→検査結果から診断と方針発表→薬処方→お会計
1回目 薬・注射
クロミッド・スプレキュア(鼻)
1回目 診療明細(3回通院分・全て自費) total@83.450
クロミッド@110・スプレキュア@5080・超音波検査@3240x2回
ホルモン検査(E2@3240・LH@2160・プロゲステロン@2160)
採卵不可@54.000 ・再診料@1080x2 ・夜間休日加算@500
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2回目検査内容 (3回通院・この月から診療代が値上がりしています)
採血(40分間検査結果待ち)→内診→検査結果から診断と方針発表→薬処方→お会計
2回目 薬・注射
クロミッド・HCG5000(注射)・スプレキュア(鼻・前回のものを使用)
2回目 診療明細(3回通院分・全て自費) total@128.760
クロミッド@110・HCG5000@1650・超音波検査@3300x2回
ホルモン検査(E2@3300・LH@2200・プロゲステロン@2200)
採卵のみ(未成熟)@110.000・再診料@1100x2 ・夜間休日加算@500
まとめ
体外受精にもステップアップがある。どの選択も心身の負担がかかる為
個人の考えや体の状態、金銭的問題(東京都の不妊治療への補助金は初回30万補助)などを十分に考慮する必要がある。体もお金も大事だ
次回はDAY ① アンタゴニスト法・治療方針と費用の詳細と費用です。