2014年9月に神戸市長田区で起きた小1女児殺害事件で、殺人や死体遺棄、わいせつ目的誘拐などの罪に問われた君野康弘被告(49)の裁判員裁判判決公判が18日、神戸地裁であった。佐茂(さも)剛裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。09年の裁判員裁判の制度導入以降、同地裁で初の死刑判決となり、全国27人目。被害者1人の場合では4人目となった。
同被告は公判で女児の殺害などを認める一方、誘拐はわいせつ目的でなかったと主張。動機の悪質性や殺害行為の程度についても争われた。
起訴状などによると、君野被告は14年9月11日午後3時半ごろ、自宅アパート近くの路上で「絵のモデルになってほしい」と小学1年の女児=当時(6)=に声を掛けて自宅に誘い入れ、ロープで首を絞めるなどして殺害。同月16日ごろまでに、遺体を複数のビニール袋に入れて自宅近くの雑木林などに投棄したとされた。