ママ友グループLINEがくると嫌な予感がいつもしていました。
問題を起こすのはいつも身勝手なK。
予感は的中です。
人と会う約束をしたとして、
私は余程の事情がない限りは変更しません。
たとえ何かが入ってしまったとしても何とかやりくりして最初の約束を最優先します。
それが大人の仁義です。
ママ友は
子供の成長と共に随分と淘汰されました。
私含めKとNが唯一残った仲間。
週3のパートがこれほど日程調整の壁になるでしょうか。私には信じられません。
しかも同じ首都圏に居ながらです。
タレントでもあるまいし。
やっと決まった数カ月先のその一日を、
2度3度変更願いでるK。
最初は忘年会の予定が新年会になり、
今月24日をやっと押えたのに、
これをまた2月に変更しろと。
計画を立てる度にこれやられます。
冗談じゃなく、半年延びることもあるのです。
Kはスーパーのパートをしています。
今回は棚卸しを断れないから日程変更して欲しいという申し出。
LINEグループでの会話に私は仕事で出遅れましたが、文字の中に見え隠れしている何かを感じずにはいられませんでした。
文字をじーっと透視していると、
じわじわと炙り出しのようにNの腹の底が浮きあがってきます。
Nは生真面目で頑固。外柔内剛な女。
コールセンターでパートをしています。
どんなに♪やらをつけて柔らかく見せかけてたって出てしまう。
表SPANISCHE FLIEGE D5
「お休み貰う分頼まれ
たら断れないの分か
るぅ～(うん)
私も同じ状況になったら
協力してしまう。
だから全然気にしない
でね♪」
裏
「身勝手もいい加減にしろ。
シフト提出前に散々念押したよね。
ファイナルアンサー言ったよね。
急に棚卸しが入ったっから断れないだ？
スーパーの棚卸しの日程はかなり前から出勤要請が出てるはずなんだよ。
オーストラリア旅行で休み取るから断りずらいって？今更なんだよ。今更。
結局私達を泣き落とすってわけね」
続いてNはこの計画はなかった事にしようとします。
表
「寒いからか欠勤者多くて
急に残業頼まれるんだけど、
私、初出勤日に電車の中で寝過ごして
11分遅刻。
新年早々やってしまいました(;o;)
超恥ずかしい。だから残業や
シフト追加頼まれたら、しばらく
断れない(TT)
寒いから、いっその事暖かく
なってから[！？]
春
頃でもいいよ～
裏
「めんどくせー。別に会わなくてもよくね？」
で、SPANISCHE FLIEGE D6II
まさかの日程未定。
私は既にどーでもよくなりましたが
「私達も年だし、この先何があるか分からないけど、生きてる間に会えるといいね。」
と打ち込んだところで嫌味なのでこれは消し、
適当なスタンプで茶を濁しておきました。
ママ友LINEの表と裏。
こわいですね。
甘えなのか、舐めてるのか。
結局、優先順位が低いということなんでしょう。
このように一人の度重なる身勝手さから、
絆は次第に弱まり、友達カテゴリーからの緩やかな格下げが行われるのです。
寂しいことです。