
イタリアの御夫婦がそろって環境悪化を理由にスイスへの亡命申請をしたというニュースがあった。ようやるわ。理由は例のナポリのゴミ投棄で妊娠中の妻は汚染による赤ちゃんへの健康被害を心配しているらしい。まあスイスとイタリアはお隣同士だし身分証明カードだけで何度でもいったりきたりできるし何年住もうがどうってことはない。シェンゲン条約という法でお互いの国民の行き来や滞在を制限把握するのはヨーロッパではもうやめてしまったわけだ。ヨーロッパ内ならパスポート無しでどこにでも行けるしどこで(仕事さえ見つかれば)働いても良いし何年そこに滞在しても良い事になっている。ですからこの御夫婦はただイタリア人の注意を呼んでこのゴミ問題を知らせたかっただけなのである。ではイタリアのゴミ問題とはいったい何であろうか。まず最初にイタリア人は民度が低いのでゴミの分別はやらない。何でも同じ袋にぶちこんで道ばたでもどこでも勝手にゴミ捨てしている。第二にイタリアのゴミ産業はマフィアの大資金源となっているという事実がある。埋め立てしたり海に不法投棄したりマフィアはここでも知恵を出す。ゆえに北イタリアを除いてゴミ焼却施設が皆無なのである。土地所有者を脅してそこにゴミを埋め立て地方政府とグルになって投棄代をかすめとるという美味しい産業がなくなってしまっては困るからである。第三にイタリア人はお互いさまとか困った時は助け合おうとかという精神は皆無な国民なので北イタリアのゴミ焼却炉では南イタリアのゴミは燃やしてもらえないからなんとスイスやはてはドイツまであのゴミ収集車で運んで一トンあたり150ユーロ(約20000)払って燃やしてもらっている始末だ。日本にはけっこうイタリアかぶれの人多いけどあれはかなりいいかげんな国なのである。エスプレッソはおいしいけどね。