カナダ下院議会が11月28日第2次大戦中の従軍慰安婦問題をめぐり日本政府に謝罪などを求める決議案を全会一致で採択したという記事を読んだ。外国議会による最近の決議は米国、オランダに次ぎ3例目だという。まったく恥ずかしい事だ。これは日本政府が自分で自国の歴史問題を解決できるという事に対する不信感の現れにほかならない。絶対にできないと思うから外国の国民から選ばれた議会メンバー達がこういう勧告を日本政府に、つまりその政府を選挙で選んだ日本国民につきつけてくるのである。日本人はアメリカ人とオランダ人とカナダ人にはそういうどうしょうもない国民と思われているのだろう。唾をかけられたくないならこういう国には行かない方がよろしい。しかしここですこし考えを飛躍してみるとさもあらんと思えてくる。というのはほとんどの、おそらく99%以上の日本人はこのネットで繋がった半日でどこへでも飛べる国際化された世界ででも『鬼は外、福は内シンドローム』という難病を患っておられると思われるからである。これはどういう伝染病かというと自分の身の回りで認識できる事だけしか信じないという症状で極端なニート化を症状にともなう。つまり自分の理解できる事だけが良い事で外にある物、もしくは自分の理解できない物はすべて悪いという症状なのである。これは例えば前のブログに書いた外国人旅行者すべてから入国時に指紋採取を行うなんて言う事にも顕著である。これは日本人には(まだ)行われていない。テロリストは外から来るという『鬼は外、福は内シンドローム』の伝説が基なのだろうが、日本での無差別テロ事件はすべて日本人の犯行であったという事実を覚えていらっしゃるのだろうか。オーム?もうわすれちゃいましたか?よど号?北朝鮮工作員は成田や関空から絶対に入国しませんのでこの指紋採取というのにはいったい何のメリットがあるのか僕にはわかりかねます。外国人だからやっても良いというのが法務省つまり日本国政府の考えなのだろうが、それなら日本人に強制的にセックス奴隷化されたアジアや欧米オセアニアの10万人とも20万人とも言われる『従軍慰安婦』(きれいすぎる言葉です。言葉は魔。)達もこの『鬼は外、福は内シンドローム』の犠牲者なのだと思います。どうせ外国の女達なんだからという理屈。考えてください。あなたの18歳の妹がやってきた軍隊に連れて行かれ一日40人の兵隊たちとセックスを強要される。死んでしまったらこんどは15歳の末の妹もさらって行かれる。それを『従軍慰安婦』などというきれいな言葉でごまかそうとする国の国民なのですよあなたも僕も。いやこの言葉を口にする人達はまだましです。福田内閣までの歴代日本政府みたいにそういう事実を政府として認めない、つまり無視する、『ありゃ軍が勝手にやったことでして』などととろい事言ってごまかそうとする。日本は戦時中もちゃんと政府もあったし議会だって開かれていたのを御存知ですよね。こういう自分だけが良くて悪いのは外のせいだという日本人の性格が日本社会が抱えている問題のかなりの部分を占めていると思います。学校でのいじめ、ニート問題、ひきこもり、鬱病の増加、パート従業員問題、ちょっとなんとなく殺してしまう犯罪、進む国際孤立化問題、僕の金欠問題。国は気違い猫ですから問題を起こさないわけがない。でもその問題とどうやって向き合って行くのかでその国の値打ちが決まるのだと思う。ドイツは忘れない。日本は忘れる前に問題なんかなかったとうそぶく。『ふぃーっ、にゃんてこった~』ため息をひとつ。