クロガネモチ と アテツマンサク、そしてこの映画 | 閲覧注意:木湯辺レイの怖いピアノブログ

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2024です。何がいつ起こるか、知る人は知ってるので、知らない人はただ待つしかない。松しか。

植樹祭にてお種蒔きされた品種のうち、


クロガネモチとアテツマンサクが並んであったのが気になる。


同じ意味を表すコトバの入ったものを2つ並べている。


鉄 だ。


これは意味があるだろう。


鉄 は、原子記号 Fe である。


そう言えば、先月、やたらフェリーニの古い映画「道」(La Strada)関連がオススメに上がってきませんでした?


なんか期間限定の無料公開をやってたみたいです。



Federico Fellini


Fe ・ Fe


で、クロガネモチ・アテツマンサク ですわ。


これはまた新たに開拓しないといかんでしょう。

おそらく「道」の語のほうにも意味があろうて。この作品だけを出しているので。(last rada?)



鉄 は、中世錬金術においては、「火星」に当てられた金属だった。


これからの研究対象ではあるが、ここにたまたま、Mars に言及した箇所があるので、関係あるかどうかは不明ながら、写しておきます。


『さてマールスはもともと植物の神であって戦いの神ではなかった。ローマの農民が彼らの穀物やブドウの豊作、果樹と森林の繁茂を祈りもとめたのは、ほかならぬこのマールスであったからである。農作物の成長のために供犠するのをその任務としたアルヴァル兄弟教団の僧侶学院が、ほとんど独占的に祈願をささげたのもマールスであったからである。またわれわれがすでに見たように、豊かな収穫をもとめて十月に馬を供犠して供えたのもまたこのマールスに対してであったからである。さらに農民が家畜の安全のために供犠物を供えたのも、「森林のマールス」(マールス・シルウァーヌス)の名で崇拝されるマールスに対してであった。家畜が樹木神の特別な守護のもとにおかれると一般に信じられていることは、すでにわれわれが見た通りである。繰り返して言えば、春の月である三月をマールスに奉献することは、この神を発芽する植物神と定めるもののようである。』


【転載終了、岩波文庫34-216-4 金枝篇(四)フレイザー著】


この本は量も多いが、面白いです。100年以上たっているが名著ですよ、ヤツラの信仰起源をさぐりたかったら。


岩波も、数字 216 を番号に当てていますよね。🤭


さらに、「マールス・シルワーヌス」ですかあ〜。


前に出した、きらきら星の最初の歌詞である、フランス語の「ねえお母さん聞いて」に出てくる、彼氏の名前が、


Silvandre  シルヴァンドレ


でしたもんねー。


つながるつながる。


この辺も取り上げたらいかがですか、ラテン語さん? 


silva (シルワ)森林。