と
昔に言われたことがある。
三つ階層が上の上司から、だ。
年収何千万のエライ人から、だ。
よくぞ私のようなヒヨッコに
そんな言葉をかけたかと。
相手は50代半ばのおっさんである。
私はそのときに
負けたくないと思った。
でもそのときに
彼よりもわたしは下だと
認めたからこそ
そう思ったのだ。
でも実際はどうなのか。
わたしは今も
違う会社にいるけど
同じことを言っている気がする。
人それぞれ
違うのだから
みんなを同じにするような教育ではなく
どうあるべきという、
押し付け的な考えではなく
多様性を大切に、
というようなこと。
5年前
私がそこで言ったことは
5年後の今
私がいる会社でまかり通る。
私の所属部署には200人以上の従業員がいるが
その組織全体のコミュニケーションや人材周りについて
私にお願いしたい、任せたいと
ついこの間、言われたのだ。
彼に言ったことと、ほぼ同じことを
私は言ったはずだが。
果たして
わたしは間違っていたのだろうか。
かつての会社を辞める寸前
あの場所で
あの発言は
あのわたしの器では
「井の中の蛙」だったのだ。
しかし
時間と場所を変えて
わたしの器もかわり
その上で
多様性の尊重をうったえれば
それまた扱いがかわるようだ。
そもそも
わたしはあの場所で
自分を卑下する必要すらなかったのかもしれない。
あの場で私の「正しさ」
論破するほどの人間の深みもないし
私も面だけの人間で
口だけ、それがアリアリといていたのだろう。
だから
後ろ足で蹴散らされただけ。
私は
果たして
「井の中の蛙」だったのだろうか。
誰かより
視点が低いわけではなく
単純に、視点の角度がちがうだけだったのかもしれないな。
過去の自分を恐れて
私は今も自分を認められないのかもしれないな。
過去に誰かに
思い切り卑下されたり
バカにされたり
罵られたり
人間としての価値を失うような扱いを受けたこと
結構あるので
なんとも言えないが。
そこを洗い出すと言うよりか
転換点をわたしは求めてる。
人間て
気がすむと
コロリと変わるもんね。
フォレスト.ガンプみたいに、
気が済んだら突然走るのを止めるのさ。
そんなときを
何回も経験してるから
いつかそのときがくるのは
わかるのだけど。
いつなのか。