無くなった。
何度も何度も 無くなったと思いきや
戻ってきた
お気に入りのラルフローレンのピアス。
夢の中で
歩道橋の階段に
3.4個落ちてたのを
見つけたピアス。
あのピアスには
私なりの思い入れがある。
何かと言うと。
それは、
私の力み。
負けてなるものか、
よく見せたい!という
力みだった。
大きなピアス。
それは私の武器だった。
あのピアスを身につけることが
朝の儀式だった。
戦場に向かうため、鎧を纏うように。
ある時から
ピアスをつけることをたまに忘れるようになった。
それは、自然に。
そして、今日、無くした。
どこかに落としたみたい。
がっかりしながらも
パワーが薄れたクリスタルクラスターを
いつまでも持ち歩いていたような
そんな気持ちがどこかにあったので
なんだか
納得したのである。
もう不要。
私はありのままで。
鎧ももう、いらないのだ。