私は子供のとき
場面緘黙症であったために
緊張ばかりしていたし。
人の感覚がわからなかった。
もちろん
周りの人が「ふつう」で私は「異常」だった。
だから私は自分を認めることなんて
自分ではできなかった。
中学に入り、いじめにあった。
ここでも私は自分を否定する材料を見つけるのは容易だった。
高校。
高校に入り、いつの間にか
ちょっとした人気者になっていた。
自分が無意識だったのに
投票で選ばれたりしていた。
これが意識だったら、また違っていたのかも。
それから、しばらくのあいだ
調子に乗って生きた。
自分は特別かもしれないと、思い込んだ。
会う男、会う男、みんな自分を好きになるし
道端で待ち伏せでこくられたりとか
そんなのもよくあることで
自分は意外と「男性にとって魅力的」だと認識した。
女子に対しても、どっちかとうと
人気があった。
会社に入っても後輩からも人気が高い。
先輩からも親しまれる。
昇進も早かった。
そんな状態だった。
でも私は
全て無意識の上にその状態であったことを忘れていた。
すべて意識下のコントロールがあっての
その状態だと思い込もうとした。
そして
私自身の根を自分で汚した。
実際。
自分が素である状態が
今も怖い。
誰かに軽蔑されるんじゃないかとか
子供時代のトラウマを背負って今もやっぱり生きている。
どんなに周りの人に
好かれても
認められていても
私はいつも
コントロールのもとじゃないと
まともで社会的でいられないと
そう思っている。
今もきっとそうなのかも。
だからあんな映像を見た。
でも、もう
いい加減に自分を諦めるときなんだ。
いい意味での
「諦め」なんだけど。
これ以上でもない
これ以下もでもない。
私は私にしかなれないとう、あきらめ。