伯父が
癌の末期で
年を越せるかわからない
そんな状態だけど
母が言った
「まあ、すぐじゃないわね、だってまだお母さん(自分)のところ、きてないもの」
意味不明な私
聞いてみたら
おじいちゃんもおばあちゃんも
死ぬ前に
お母さんのところに来たそうだ
ある日
廊下にダンボールがつんであるとこがあるのだが
そこに白い着物を着て
腰掛けている人がいたそうだ
その場にいた父に「ほら、白い着物きたひとがそこに座ってる」と言っても
父には見えなかったそうだ
体は見えるけど不思議と顔は見えない
足も見えない
近くに寄ると見えなくなり
少し離れると見えたそう
「あれっておもしろいねえ、本当に不思議と顔は見えないんだよ
近く行くと消えてね、またもとの場所から見ると見えるんだよ~
怖くないんだよね、不思議と。」なんて
ホログラムの作品を見たような感じで 普通に言ってた
母もまあそういう人だったのね
で、その着物の人がきてから
何日かして母の母は亡くなった
おじいちゃんのときは
寝ているときだったそうだが…
だいたいさー
お父さんの方のじいちゃん死ぬとき
私以外の従姉妹と姉ちゃんとこ
みんなのとこに挨拶きたっていうのにさ
その3人はみんな「わかった」って言うしさ~~
大きな光の玉になって夜中に布団の上に現れたり
誰もいない家中のドアをあけまくったりしたそうだよ
私だけはわからんかったのって
なんかさー…
ブツブツ
って、そのとき
旦那とかなりラブラブだったから
まー何してたかわかんないけどさ~ブツブツ
でも
お母さんとこにもその父母は挨拶にもきたのねえ
って
「あれ?あんたには話してなかったっけ?」だって
初めて聞いたって…
7年もたちますけど…
実体の無いものを映像化してみる、とか
その境界線を越えるのって
やっぱ
家族愛っていうか
絆の強さなのかなあ
どーなのかしらん